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- お手本は西村優菜!手の平を合わせる“合掌グリップ”ならボールを真っすぐ転がせる【石井 忍のここスゴ!】
多くのツアープロのコーチとして活躍している石井忍氏が、“ここはスゴイ”と思った選手やプレーを独自の視点で分析します。今回注目したのは、国内女子ツアー2020-21シーズンの賞金ランキング5位の西村優菜。彼女のパターの握り方に焦点を当てる。
フェース面の開閉を抑え、両手の高さが揃う
■西村優菜(にしむら・ゆな)/2000年生まれ、大阪府出身。2019年のプロテストに合格し、翌年の樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメントでプロ初勝利。2021年はワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップでメジャー優勝を飾るなど、年間3勝をマーク。2020-21シーズンは賞金ランキング5位と躍進した。スターツ所属。
2020年にプロ入り初勝利を挙げ、21年はメジャー優勝を含む3勝。2020-21シーズンを賞金ランキング5位で終えた西村優菜選手。
ショットの正確性やグリーン周りの巧さも彼女の魅力ですが、今回は平均パット(パーオンホール)6位のパッティングに注目しました。

特徴的なのはパターの握り方です。彼女は両手の平を合わせて握る、いわゆる合掌グリップを取り入れています。
メリットは大きく分けて2つあります。ひとつは、フェース面の開閉を抑えてストロークできること。
一般的なパターのグリップといえば、逆オーバーラッピングとクロスハンドグリップですが、これらは“握る”という感覚があり、ストローク中に手首をひねってフェースの開閉をしてしまいがち。
一方、合掌グリップは“握る”というよりも“挟む”感覚でグリップするため、手首の動きを防ぐことができます。
つまり、フェース面をスクエアに保ちながらヘッドを動かしやすくなるわけです。また、合掌グリップは手の甲や手の平とフェースの向きがリンクするため、フェース面を意識しやすいのも特徴。
これもフェース面をスクエアに動かしやすくなる理由といえるでしょう。
合掌グリップのもうひとつのメリットは、両手の高さが揃うこと。両手が同じ高さということは、両肩のラインが地面と水平になるということ。
レベルブローでインパクトを迎えやすくなるため、打点が上下にズレにくく、転がりが安定します。左右の手の高さが異なる逆オーバーラッピングやクロスハンドグリップは、タイミングがズレると打点が上下にズレる可能性があります。
実は、西村選手のパターの握り方を見てから、私も合掌グリップをマネするようになりました。
フェースの動きが安定し、特にショートパットの精度が上がったように感じます。ちなみに、西村選手は左手でパターを握り、その上から右手を被せるクロスハンド型の合掌グリップです。
左手リードのイメージが強くなるこの握り方だと、私の場合は違和感があったので、順手型の合掌グリップにしています。
合掌グリップを試す場合は、クロスハンド型か順手型かも重要なポイント。左手1本、右手1本でそれぞれストロークしてみて、スムーズにヘッドが動く方の手を下にしてパターを握ってみてください。
パター苦手なら合掌グリップで苦手意識を克服するのもアリ
今回は合掌グリップに注目しましたが、もちろん逆オーバーラッピンググリップやクロスハンドグリップにもそれぞれの良さがあります。
パッティングに悩みがなければ今の握り方を変える必要はありません。
パターに悩みがある人は、西村選手の合掌グリップを真似してみると、苦手意識を克服できるかもしれません。
■石井 忍(いしい・しのぶ)/1974年生まれ、千葉県出身。日本大学ゴルフ部を経て1998年プロ転向。その後、コーチとして手腕を発揮し、多くの男女ツアープロを指導。「エースゴルフクラブ」を主宰し、アマチュアにもレッスンを行う。
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