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- ビギナーだけじゃない! 池やバンカーを目の前にするとミスが起こる理由と対処法
距離に関係なく、目の前に池やバンカーがある状況でのショットに苦手意識を持つゴルファーは多いでしょう。なぜかミスしてしまいそうな気がするハザード越えの対処法をご紹介していきます。
「ミスをしてはいけない」と考えることがミスを呼び込む
ゴルフは、「ミスが多いスポーツ」です。プロであっても、試合中、納得のいくショットはほとんど打てないと言われます。
たとえば同伴者や後続の組のプレーヤーに見られながら打つティーショットは緊張して、ミスが出やすい場面のひとつです。
ある程度、ゴルフ経験があっても普段通りのスイングをするのは難しいですし、初心者ともなれば空振りなど、大きなミスをしてもおかしくありません。
そんなゴルフにおいて、緊張してミスが起こりやすいと言われるのが、池やバンカーを目の前にしたショットです。5万人を指導した実績を持つ村井良行プロは、緊張しやすい理由について以下のように語ります。
「シンプルですが、池やバンカーは“入れてはいけない”と強く考えてしまい、それが緊張となってミスにつながるケースが多いです。つまり、何かをしてはいけないという否定形で入ってしまうことが原因で、ショットに臨む上では避けるべき考え方です」
このように、ゴルフでミスが起きやすいのは、「ミスをしてはいけない」と強く意識してしまうことが理由のようです。
大きい番手のクラブを持つだけでも効果あり
池やバンカーを目の前にした状況では、どうしても緊張しやすく、ミスが起こりやすくなります。具体的にはスイングがどのように変化してしまうのでしょうか。
「焦る気持ちからスイングリズムが速くなったり、縮こまったスイングをしてしまうなど、普段と異なる打ち方になる傾向がミスにつながってしまうのです」(村井プロ)
そのため、ショット前に一度深呼吸を行い、ゆったり大きく素振りをするなど、緊張した状態を意識して準備をするとミスが起こりにくくなるといいます。
さらに村井プロは、スイングだけでなく、使用するクラブやコースマネジメントで対処するのもオススメだと話します。
「あえて、大きめの番手を選択し、余裕を持ってスイングすることも効果的です。手前の池やバンカーだけは確実にクリアして、少しオーバーしてもよいと考えてショットに臨むと良いでしょう。また、ダフリやすいクラブは避けて、ボールが上がりやすいクラブを使用するのもオススメです」
「そして、池やバンカーを徹底的に避けたコースマネジメントをする、という方法もあります。池やバンカーを目の前にするとどうしてもミスしてしまうという人は、そのような状況を作らない攻め方を考えることも非常に大切です」
このように、ミスをしても池やバンカーに打ち込まないクラブやマネジメントを考えることが、ミスを減らすうえで大事なのです。
「普段の練習から目の前に池やバンカーがある状態をイメージしてショットする練習をしておくと、本番で緊張しにくくなるはずです」(村井プロ)
池やバンカーを目の前にしてスイングを変えるのではなく、「普段どおりのスイング」をできるようにすることが、一番効果的な対処法なのです。
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