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- 「高校生の頃は25歳でと…」33歳になった“ギャルファー”金田久美子の結婚観とは?
女子プロゴルファーの金田久美子こと“キンクミ”。派手なファッションから“ギャルファー”と呼ばれますが、その外見からは想像もできないほどゴルフにストイックです。そんな彼女の連載「キンクミの#熟女じゃねぇし!」。幼少期やツアーの話、プライベートまでさまざまなテーマで本音を語ります!(構成:キム・ミョンウ)
30歳までに結婚して子どもを産みたいと思っていた
今回は私の結婚観に関する話をテーマにしたいと思います。30歳を超えたあたりから「結婚」の話をされることも多くなりました。
高校生くらいの時は25歳で結婚して、ゴルフをやめようと思っていましたが、現実はそう甘くはありません(笑)。
そしたら次は30歳までに結婚して子どもを産みたいと思っていたんですけれど、もう33歳(笑)。今考えると、ここまでゴルフやっているなんて想像もしていませんでした。
もちろん結婚も考える年齢になりましたし、子どもも欲しいと思うこともあります。私にも彼氏がいたり、結婚を意識することもありました。ただ、それを強く意識し始めるとやっぱりまだ違うんじゃないのかなとか、いざとなると、そこに踏む込めない自分がいたり……。
最近は女性の社会進出などもあって晩婚化になりましたし、結婚して幸せを築く家庭もあれば、3組に1組が離婚するとも聞くので、結婚にいいイメージがないのもあります。それに結婚がすべてではないという考えの方も増えましたよね。
結婚しても何か頑張れるものがあれば
以前、トレーナーさんが「例えば、メジャーリーグの大谷翔平選手のように誰もが憧れるような人と一緒になれるなら、ゴルフをやめてもいいんじゃない?」って言うんです。それで私も「知らない人がいないくらいに有名で、すごく稼いでいたら、お嫁さんになる人は幸せなのかな?」って考えたんです。
私はそれでもゴルフをやめられないかもしれません。いくらお金をもらって、楽しい思いをしても、本当に自分の幸せは得られないのかなって思います。
それくらい何かに打ち込めている自分が好きなんです。今もゴルフをしている自分しか認められないというか、ゴルフをやっていなかったら、勉強もできないし、世間のこともあまり分からないし、とんでもない人だったと思います(笑)。
でも実際に結婚したとしたら、その後は考え方も変わっているかもしれません。とにかく結婚しても何かを頑張れればいい。もしかしたら、それが将来的にゴルフじゃなく子育てに変わっているのかもしれない。何かに集中できるものがあるってすごいことで、幸せなことだと思います。
いろいろと話しましたけれど、今はまだ結婚はないかな、というのが正直なところです。とにかく今は自分が納得できるまで、ゴルフを続けていきます!
金田 久美子(かねだ・くみこ)
1989年生まれ、愛知県名古屋市出身。3歳からゴルフを始め、8歳の時には世界ジュニア選手権で優勝。タイガー・ウッズに並ぶ記録で“天才少女”として注目を浴びる。アマチュアとして出場した2002年のリゾートトラストレディスで、12歳9カ月での最年少予選通過記録を樹立。08年のプロテスト初挑戦は1打足りずに不合格も、同年のファイナルQTをトップ通過してツアー出場権を得る。プロ3年目のフジサンケイレディスクラシックで初優勝。愛称は“キンクミ”。その風貌から“ギャルファー”の異名を取った。スタンレー電気所属。
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