「冬場は転がし一択!」の決めつけがミスを呼ぶ!? 冬のアプローチで寄せるために必要なこと | e!Golf(イーゴルフ)|総合ゴルフ情報サイト

「冬場は転がし一択!」の決めつけがミスを呼ぶ!? 冬のアプローチで寄せるために必要なこと

冬場になると出てくるのが「転がす」か「上げる」かのアプローチ論争。アプローチになると「結局どっちがいいの?」の二極論になっているのは何故でしょうか? 冬が終わり春を迎えたら、今度は他のアプローチ方法が必要なのでしょうか? 筒康博コーチにぶつけてみました。

弾道の高さやクラブ選択の話は不毛? 目的は「寄せる」こと

 毎年、冬場になると質問されるのが「転がし」と「上げる」アプローチ方法についてです。冬場は「転がすのがいい」といっていた人が、秋には「フワッと上げた方がいい」といっていたり……、振り回されている人も多いと思います。

 大前提として、アプローチの目的は「寄せる(入れる)」ことです。至極当然な話ですが、この当たり前をとおり越して「転がす・上げる」論争すること自体ナンセンスだと思います。

毎年冬になると取り上げられる「転がし・上げる」のアプローチ論争は、結局どっちがいいの
毎年冬になると取り上げられる「転がし・上げる」のアプローチ論争は、結局どっちがいいの

 コースでは練習場のように同じ場所から何回も打てません。つまり「一回勝負」なので、一番確率が高くミスしたときのショックが少ない方法を、すぐに決めて実行しなければいけません。

 例えば、ピンまで障害物がなければ自身の腕前とメンタルを考慮して、パターやアイアンでの転がしを選ぶのが順当でしょう。しかし、トップでもないのに大オーバーしてしまい「転がしが正しいって聞いていたのに……」という結果になることもあります。

 打ち方を決める前に「目的と確率」、つまり「寄せる(入れる)」という目的と「ミスしても大ケガしない」確率を、経験値を基に予想しなければなりません。

“ミスの境界線”をスタート前にチェックする

【写真】ウェッジもパターも嫌な人に最適!?ピン「ChipR(チッパー)」を全方位チェック

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ピンゴルフのランニングウェッジ「ChipR」
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異例のヒットを記録しているピンの「ChipR(チッパー)」。形状はアイアン型でラフにも強いとうたわれている
毎年冬になると取り上げられる「転がし・上げる」のアプローチ論争は、結局どっちがいいの
アプローチの目的は「寄せる(入れる)」こと。カップまでの距離や状況の把握とボールのライを判断基準に、確率の高い方法を選択できることが重要
アプローチ練習場あれば、スタート前に「転がす・上げる」を含めた“ミスの境界線”をチェックしておきたい
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