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- ピンの新ブランド「s159」ウェッジの「やさしさ」って何? 全6種のソールバリエーションを試打してみた
ピンから発売された「s159」ウェッジは、2022-23PGAツアーの年間王者に輝いたビクトル・ホブランが求めた「やさしいウェッジ」をコンセプトに生まれた新ブランド。ラインアップされた6種類のソール違いを様々なライから試打、「どんなやさしさなのか?」探っていきます。
溝の数は21本以上! ブラスト加工で摩擦力が向上した「s159」ウェッジ
大人気のピンから発売された「s159」ウェッジは、2022-23PGAツアーで年間王者になったビクトル・ホブラン選手が求めた「やさしさ」を形にした新ブランドです。
今回はソールバリエーション全6種の58度ウェッジを試打し、今までのモデルとの違いや「どこがやさしいのか?」を探っていきます。
まず「s159」ウェッジで目につくのは、いかにもスピンがかかりそうなイメージが湧くフェースに刻まれたグルーブ(溝)の多さ。数えてみると「Eグラインド」で21本、他ソールは22本でした。
他社の単品ウェッジに比べ4〜5本も多くなっていました。またボールとの摩擦力をアップさせるブラスト加工も施され、ゴルファーにとっての「安心感」が伝わってきました。この辺りがホブラン選手の求めた「やさしさ」の一つなのかも知れません。
バウンス8度は3種の個性的なソールバリエーション「B」「H」「E」
一般的にローバンスに該当する8度は「B」「H」「E」グラインドという3種類のバリエーションラインアップになっています。
固い地面でもボールを拾いやすい「Bグラインド・8度」は、打ってみるとV字に近いソール形状で、意外にチャックリのミスにならない独自設計でした。
ハーフムーン型の「Hグラインド・8度」はソールの面取りがしっかりされていて、多様な使い方ができるローバンスらしいソール。
往年の名器「EYE2」型の「Eグラインド・8度」はトゥ部分が大きなピン独自のフェースデザインで、ソール中央がヘコんでいるため、ローバンスながらしっかりソールが弾く感触もある、非常に個性的な形状になっています。
3種類とも「ローバンスは難しい」という言葉を裏切るように、抜けはいいけど刺さらない設計なので、「s159」ウェッジの中心的ラインアップといえるかも知れません。
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