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- ダイヤルが3個あると何が違う!? フットジョイ「ツアーアルファ トリプルBOA」の細かい調節機能を体感した
すっかりゴルファーに定着したBOAシステム搭載のゴルフシューズ。今回は3個ものダイヤルがついたフットジョイ「ツアーアルファ トリプルBOA」をゴルフイラストレーターの野村タケオさんにコースで試してもらいました。
1ミリ単位でフィット感を調整できる
みなさんこんにちは、ゴルフバカイラストレーターの野村タケオです。みなさんはどんなゴルフシューズを履いていらっしゃるのでしょうか。
どんなシューズであれ、大事なのは足へのフィット感。最近ではカチカチとダイヤルで締めていくBOAシステムのものが主流となりつつありますよね。ラウンド中にだって自由に締めたりできますから便利です。
そんなBOAシステムも年々進化しているのですが、なんとフットジョイからダイヤルが3個ついたシューズが発売されました。ダイヤル2個というのは見たことがありましたが、3個は初めて。さてどんな履き心地なのでしょうか? さっそくコースで履いてみました。
3つのBOAダイヤルが搭載されたシューズ、それがフットジョイの「ツアーアルファ トリプルBOA」です。
これは「フットジョイ史上最も”飛び”と”パワー”にこだわったシューズ」ということで、スイング動作の一瞬一瞬にフォーカスをし、その動作中シューズがどう作用するべきかを分析。それをふまえて各パーツを組み上げ、パワーを最大限ボールに伝える“完全形態”を完成させたシューズということなんです。
とにかくスイング中の“ズレ”や“ブレ”を抑制し、パワーをムダなく発揮できるシューズ構造となっているようです。
やはりこのシューズの一番の特徴は3つあるダイヤルなのですが、これによってスイング時にゆるみやすい中足部、前足部のフィット性をそれぞれスイング毎に簡単にカスタマイズが可能となります。
また3つのBOAダイヤルは順回転・逆回転と1ミリ単位でフィット性を調整できる”Li2ダイアル”を採用しており、細かく自分の好みのフィット具合に調節することができます。
カカトの両サイドをしっかりとホールドする「アルファフレーム」。そのアルファフレームと一体になった新パワープレートアウトソールが圧倒的な安定性とグリップ性を生み出しています。
インソールはヘタリが少なく耐久性、吸湿性、防臭性に優れ、着用後数分で自らの足型に沈み込み、自身にあった最適なフィット感を創り出すというOrtholite Impressionインソールを採用しているそうです。
またミッドソールは前作に比べ約13%もクッショニングを高め快適性をアップしています。
ショットごとに自分好みのフィット感に調整可能
さっそく履いてみましたが、足をいれてみるとインソールのクッション性が高く、気持ちがいいです。
3つのBOAダイヤルをカチカチと締めていくと前足部と中足部が徐々に締まっていくのですが、締め具合でかなりフィット感が変わりますね。どのダイヤルを締めるとどうなるのかを確認しながら締めていくと、かなり自分好みのフィット感が得られます。
締めすぎたな、と思ったときは逆回転させれば少しずつ緩んでいくので、本当に好みの締まり具合に調整できます。
シューズって歩いたり、スイングしたりすると、フィット感が少し変わってくるじゃないですか。スイングしたときにはもう少し締まっている方がフットワークを使いやすいな~とかね。そういう場合にすぐ細かい調整ができるところも素晴らしいです。
歩いてみると、ソールは少し硬めのしっかりした感じ。ただ硬すぎることはなく、インソールも心地いいので歩きやすい。軽いシューズではなく、ある程度の重みは感じます。
スイング中のフィット感、安定感はもう抜群ですね。そりゃ3つのBOAダイヤルを回してフィットさせているんだから当たり前なんですけどね。もちろん斜面なんかでも安定して歩けるし、スイングできる。途中でもうちょっと締めたいな、なんて思ったらすぐにできるし。
正直「3つもBOAダイヤルいらないでしょ」と履く前は思っていましたが、実際にラウンドで履いてみるとスゴいと感じました。
デザイン的にもネイビーとレッドの使い方がうまくてカッコいい。ソールも同じ色でまとめてあって、スイングのときや歩いているときにチラッと見えるとカッコいいです。
軽くて軟らかいシューズが好みの人にはあまりオススメしませんが、ある程度かっちりしていて、しっかりとフットワークを使っていけるシューズが好きな人にはかなりオススメです。
ぜひ一度足を入れてみて、そのフィット感を確かめて欲しいです。
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