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カリスマフィッターが選ぶジャンル別「2024年のベストバイ」5選 冬のボーナスでどのクラブを買う?
冬のボーナスや年末年始セールで新しいクラブをの購入を考えているゴルファーも多いはず。そこで、カリスマフィッター・吉田智さんに「2024年のベストバイ」をジャンルごとに選んでもらいました。
ドライバーはタイトリスト「GT3」が高評価
2024年ももう12月。今年もいろいろなクラブが発売され、市場をにぎわせました。ボーナスシーズンということもあり、「新しいクラブが欲しい」と考えている方も多いのではないでしょうか。
そこで片山晋呉や成田美寿々などトッププロのクラブも手掛けるカリスマフィッター、プレミアムゴルフスタジオの吉田智さんに、今年発売されたクラブで個人的に「買い!」と感じたものを紹介してもらいました。今回は客観的な評価というよりもあえて主観的に、個人的によかったもの、気に入ったものというスタンスで選んでもらいました。
まずドライバー編は、タイトリストの「GT3」。
「これは結果がすべてですね。打ってみたらとにかく初速が出て飛びました。兄弟モデルの『GT2』も『GT4』もよかったですが、個人的には『GT2』は少しヘッドが大きく、『GT4』は少し小さく感じて、『GT3』がいちばんバランスよく感じました」
打感もよく、最近のドライバーに多いフェースで「球が滑る」感じがなく、気持ちよく球がつかまる点が高評価とのことでした。
続いてFW・UT編。これはテーラーメイド「Qi10」が選ばれました。
「すごくバランスがいいFWで、ウッドづくりのうまいテーラーメイドらしい、いいFWだと感じました。ボール初速が出て飛びますが、適度にバックスピンが入って球が浮くので、バカッ飛びというよりもFWらしい弾道でグリーンを狙える実戦的なモデルという点がよかったです」
テーラーメイドではチタンヘッドの「LS」が飛ぶと評判ですが、グリーンを狙うクラブと考えると球が強すぎてFW本来のイメージが出にくい面があります。その点スタンダードモデルの「Qi10」は普通のアマチュアにとっても使いやすいモデルといえるでしょう。
シビアすぎないプロギア「02アイアン」がベスト
アイアン編はプロギアの「02アイアン」をチョイス。
「このシリーズは全部いいアイアンなんですが、個人的には『02』がサイズ感もやさしさもちょうどよく感じました。最初に接地する“入り口”側のバンスがしっかりついていて、ソールの抜け感が抜群にいい。バンスのお助け効果もあって、シビアすぎず適度なやさしさとコントロール性と兼ね備えているので、コースで安心して使えるアイアンだと感じました」
打感は一般的に「01」のほうがいいといわれていますが、吉田さん的には「02」の(「01」と比べると)ほんの少しだけボヤける感じが、ほどよくアバウトでやさしく感じるところがよかったそうです。
ウェッジ編はキャロウェイの「OPUS」。これは長く続いた「JAWS」シリーズからリニューアルされた新モデルのウェッジです。
「ソールの抜けがすごくよかった点が高評価です。突っかかりがなく、ヌルッと抜けてくれます。古いモデルになりますが、名器と言われた『Xフォージド』を思い出しました。個人的にはウェッジは丸っこい顔が好きなので、そこも『JAWS』やタイトリストの『ボーケイ』シリーズより好みです。シビアすぎない、適度にアバウトなところも扱いやすいと思います」
パター編はオデッセイの「ジラフ・ビーム」の#6を挙げてくれました。ロングネックの形状からキリン=ジラフと命名され、クランクネックなのにフェースバランスなのが大きな特徴です。
吉田さんはアンサー型のエースパターがあるので、パターを考える際はその「二番手」という立ち位置での選出とのことですが、シンプルに「使ってみて結果がよかった」といいます。
「個人的にはフェースバランスのパターは苦手なんですが、これは真っすぐ動くのになぜか違和感なく使えました。その意外性がすごくよかった。『二番手パター』として考えるとオーソドックスなマレットのヘッドがよかったので、どれかといわれたら『#6』を選びます」
2024年も様々なメーカーから多くの新商品が発売されました。クラブのプロが選ぶ「24年のベストバイ」が、少しでも購入の参考になれば幸いです。
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