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人気のスリクソン「ZXi」シリーズ4機種を試打! 普通のアマチュアが使いこなせるのはどのモデル?【ガチ試打40】

2025.01.14 芥川順哉
ゴルフギア ダンロップ ドライバー 試打

YouTubeチャンネル「しだるTV」では、石井良介プロがさまざまなクラブをトラックマンで計測しながら試打し、レビューする様子を動画でお届けしています。メンバーシップ限定動画では、スタッフの芥川順哉(ヘッドスピード40メートル/秒)も試打レビューを行っています。そのレビュー内容を「ゴルフのニュース」でもご紹介します。今回試打したのはダンロップのスリクソン ZXiシリーズのドライバー4機種です。

球の上がりやすい「ZXi MAX」と「ZXi」

 石井良介プロがさまざまなクラブをトラックマンで計測しながら試打、レビューする様子が大人気のYouTubeチャンネル「しだるTV」。そんな「しだるTV」ではメンバーシップ限定動画として、スタッフの芥川順哉(ヘッドスピード40メートル/秒)も試打レビューを行っています。

 そこで、どこにでもいる「ヘッドスピード40m/s男」による試打レポートを紹介します。今回試打したのは、ダンロップのスリクソン ZXiシリーズのドライバー4機種(ZXi MAX、ZXi、ZXi LS、ZXi TR)です。

大人気のYouTubeチャンネル「しだるTV」のメンバーシップ限定動画を記事化。今回はスリクソン ZXiシリーズのドライバー4機種
大人気のYouTubeチャンネル「しだるTV」のメンバーシップ限定動画を記事化。今回はスリクソン ZXiシリーズのドライバー4機種

 メーカーの資料によると、もっとも球が上がりやすく寛容性が高いのが「ZXi MAX」、中弾道で寛容性と操作性のバランスがいい「ZXi」、寛容性は「ZXi」と同等ながら弾道の低い「ZXi LS」、弾道の高さは「ZXi」と「ZXi LS」の中間で、4機種の中でもっとも操作性が高い「ZXi TR」という位置づけになっています。

 まずは「ZXi MAX」から。試打クラブは10.5度、シャフトは「ディアマナ ZXi 50」のSです。

 構えた感じは大きく、安心感があります。全体的に丸っこい形状で過度に後方にストレッチされていないので、構えにくさや振りにくさも感じません。

 打ってみて最初に感じたのは、球が簡単に上がること。上げようとしなくても球が上がってくれるので、心理的には楽です。

 ただし、球のつかまりはそれほどでもありませんでした。直進性は高く、ある一定の幅には収まるのですが、どちらかというと右方向への打球が多かったように感じます。

 次に試打したのは「ZXi」。こちらも10.5度でシャフトは「ディアマナ ZXi 50」のSです。

 こちらのモデル、デフォルトではソールのトゥ側に4グラム、ヒール側に10グラムのウエートが装着されているのですが、結論からいうとウエートを入れ替え、トウ側に10グラム、ヒール側に4グラムを装着した状態が私にはベストマッチでした。

ヘッドスピード40メートル/秒のアマチュアが「スリクソン ZXiドライバー」を試打した結果
ヘッドスピード40メートル/秒のアマチュアが「スリクソン ZXiドライバー」を試打した結果

 弾道の高さは中~高弾道で、つかまり具合もちょうどよく、気持ちのよい高さのストレートボールが何球も打てました。しかし、ウエートがデフォルトの状態だと、自分にとってはややドローバイアスを強く感じ、フェースが返り過ぎる感覚があり、コントロールするのに苦労しました。

 私自身、これまで重心距離の長いドライバーを好んで使用してきているので、このような結果になったのかもしれません。

ロースピンながら直進性の高い「LS」、操作性の高い「TR」

 3本目に試打をしたのが「ZXi LS」。ロフトは9度、シャフトは「ベンタス ZXi 6」のSです。

 一般的なロースピンタイプのモデルは、構えたときに威圧感があるものも少なくありませんが、この「LS」は見た目にはそこまで難しそうには見えません。投影面積も「ZXi MAX」並みに大きいので、安心感すらあります。

 しかし、打ってみると手ごわい。シャフトが重くなったことでヘッドスピードが約1メートル/秒遅くなったことに加えて、ロフトが9度になったこともあり、とにかく球が上がりませんでした。

 ただ、球が上がらないながらも、直進性は高く、左右に大きく曲がることはありませんでした。このスペックなら、ヘッドスピードは最低でも42~43メートル/秒は必要なんじゃないでしょうか。

 最後に試打したのは「ZXi TR」。こちらも9度でシャフトは「ベンタス ZXi 6」のSです。

 まず、構えたときからすでにプレッシャーを感じます。他の3モデルが460ccなのに対して、このモデルだけ450ccとなっています。たった10ccですが、見た目の印象はそれ以上に小振りに見えました。

 実際に打ってみると、「LS」ほどではないものの、球は上がりません。やはり、9度、60グラム台シャフトを打ちこなすには、もう少しヘッドスピードが必要です。「LS」と違ったのは、方向性。とにかくフェースの向きが敏感に反応するので、右にも左にも曲がります。

「意図したとおりに曲げやすい」といえば聞こえはいいですが、私(ハンデキャップ10)レベルの実力だと、曲げようとするとだいたい曲がり過ぎます。

 ゴルフクラブをクルマに例えることは多いですが、「MAX」を市販の乗用車だとすると、「TR」はレーシングカーです。そのくらい曲がりやすいです。

 繊細なフェースコントロールを要求されるので、球を自在にコントロールしたいと考える上級者向けのドライバーといえるでしょう。

 今回は試打できませんでしたが、いずれのモデルにも50グラム台のストックシャフト「ディアマナ ZXi 50」、ロフト10.5のモデルが用意されていますので、一概に「LS」「TR」がローヘッドスピーダーには合わないとは限りません。

 ぜひご自身で試打をして確かめてみてください。

【試打クラブデータ】
ZXi MAX ドライバー(10.5度、ディアマナ ZXi 50、S)
ZXi ドライバー(10.5度、ディアマナ ZXi 50、S)
ZXi LS ドライバー(9度、ベンタス ZXi 6、S)
ZXi TR ドライバー(9度、ベンタス ZXi 6、S)

芥川順哉(あくたがわ・じゅんや)

1970年生まれ。スポーツ誌、若者向け情報誌、ゲーム誌、ゴルフ雑誌編集、ゴルフ専門サイトの編集長を経て独立。現在は、フリーランスのライター、編集をしながら、YouTubeチャンネル「試打ラボしだるTV」スタッフとしても活動中。
※YouTubeチャンネル「しだるTV」のメンバーシップ限定動画内では、全番手(UW~4番)を試打。各番手のナイスショット時の実際の弾道やデータ、打音など、より詳細にお伝えしています。

【写真】これが「ZXiシリーズ」4機種のポジショニングマップ、テクノロジー詳細、形状の違いです
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