いわゆる“目出し帽”はゴルフでもアリ!? ユニークな防寒アイテム「バラクラバ」についてブランド担当者に話を聞いた

　毎日寒い日が続いていますが、ゴルファーの中には“冬眠”せずに、冬でもラウンドを楽しんでいる人もいるかもしれません。そんなゴルフ愛好家の皆さんに、一風変わった防寒アイテム「バラクラバ」をご紹介します。

　バラクラバ＝「目出し帽」といえば、ピンと来る人も多いでしょうか。バラクラバの語源は、1853年のクリミア戦争にさかのぼります。ロシアのバラクラバという町での戦闘の際に、寒さから身を守るために頭から顔全体を覆うニット帽を使用し、この帽子が「バラクラバ」と呼ばれるようになったといわれています。

　近年は韓国でファッションアイテムとしてのブレイクをきっかけに注目され、日本でも人気が急上昇中。ゴルフメーカーでも、防寒アイテムとしてラインアップしているブランドを見かけます。

　何とも暖かそうではありますが、一体どのようにコーディネートに取り入れたらいいのでしょうか。バラクラバの魅力や人気のほど、おすすめの着用方法などについて、ゴルフアパレルの担当者に話を聞いてみました。

「バラクラバは、頭、顔、耳、首までの広い範囲を暖かく保つことができる防寒アイテムです。ニットキャップやネックウォーマーとしても使えます。昨年から人気が上がり、特にウィンタースポーツや、（ゴルフなどの）屋外スポーツをする方に多く購入されています」

「おすすめのコーディネートは、バラクラバと同色のトップスを合わせること。上部にボリュームがあるため、足元にもボリュームのあるブーツやシューズを合わせるとバランスが取れます。今シーズンはフード型などのバリエーションも増えているので、まだ試したことがない方もぜひチャレンジしてみてください」（ニューエラジャパン　マーケティング担当）

「主にウィンタースポーツやアウトドアシーンで使用され、冬でも外でアクティブに過ごしたい人におすすめしたいのがバラクラバです。ダウンジャケットと合わせてオシャレに着こなすスタイルが人気で、極寒でのスポーツ観戦などにも最適です。毎年好評ですが、見た目が少し怪しくなることもあるので、（色合わせなどには）注意するといいでしょう」（ミズノ広報担当）

　バラクラバは防寒に優れ、ファッションのトレンドに敏感な方や、個性的なスタイルを楽しみたい方におすすめです。見た目は非常に斬新で、「こんなユニークなアイテムがあったんだ」と同伴者と盛り上がるきっかけにもなるかもしれません。ゴルフ愛好家の皆さんもこの冬は思い切ってバラクラバを取り入れて、暖かく＆楽しくプレーを満喫してみてはいかがでしょうか。