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吉田優利はコンボアイアンをやめて9打差圧勝! 「25P」「24P」「29P」のパターは“キリンネック” ジュニアからの“相棒”を変更
米女子ツアーから一時帰国した吉田優利(よしだ・ゆうり)が、国内女子ツアー「Vポイント×SMBCレディス」で2位に9打差をつけて圧勝しました。そのセッティングを調べると、ブリヂストンの大ヒットアイアンと“キリンネック”のパターが勝利に貢献したことが分かりました。
最新モデルが多いセッティングだが、5年以上使うクラブも
米女子ツアーから一時帰国した吉田優利が、国内女子ツアー「Vポイント×SMBCレディス」で2位に9打差をつけて圧勝しました。そのセッティングを調べると、ブリヂストンの大ヒットアイアンと“キリンネック”のパターが勝利に貢献したことが分かりました。

吉田は2023年シーズンからアイアンをコンボセットにしていました。当時は5番アイアンだけ「222CB+」というポケットキャビティーの軟鉄鍛造アイアンで、6番からPWは「221CB」アイアンでした。
新作の「241CB」「242CB+」をテストするときもメーカー担当者はコンボセットを想定していたそうですが、本人はそうしませんでした。このアイアンについて吉田優利は次のように語っています。
「ボールが今までより一段上がる感じがするので、5番アイアンもこのモデル(241CB)でいけると思いました。新しいアイアンは今までのアイアンよりもターフに刺さりすぎないで抜ける感じがいいですね」
テストしてすぐに気に入ったことから、このアイアンを24年のシーズン途中から使い始めており、ドライバーも23年から新モデルにスイッチしています。一方、ユーティリティーは19年モデルの「ツアーB JGR」をずっと使い続けています。
ウェッジの組み合わせも独特です。48度と52度は「BRM2」にしていますが、58度は「ツアーB プロトタイプ」という別モデルにしていました。
そしてセッティングで最も驚いたのがパターです。ジュニア時代からパターは「オデッセイ オー・ワークス ブラック #2W」を使っていましたが、今年は「オデッセイ ジラフビーム DW」になっています。
このパターはロングネックになっていることで、フェースローテーションを抑えてくれる特徴があります。デザインのモチーフは首が長いキリンです。昨年の米ツアーではパッティングに苦しんだ試合が多かったこともあり、パターを替えたのかもしれません。結果、吉田は3日間で「25パット」「24パット」「29パット」とパッティングが非常に好調でした。
新旧モデルを組み合わせたセッティングは吉田優利のギア選びの好みが反映されています。
2025 吉田優利の最新セッティング
1W:ブリヂストン B1ST(ロフト角/10.5度 シャフト/スピーダーNXグリーン50S)
3W:テーラーメイド SIM2 MAX(ロフト角/15度)
3U:ブリヂストン ツアーB JGR (ロフト角/21度 シャフト/アッタスEZ370)
4U:ブリヂストン ツアーB JGR (ロフト角/24度 シャフト/アッタスEZ370)
5I-PW:ブリヂストン 241CB(シャフト/KBSツアー90)
GW、AW:ブリヂストン BRM2(ロフト角/48度、52度)
SW:ブリヂストン ツアーBプロト(ロフト角/58度)
パター:オデッセイ ジラフ DW
ボール:ツアーB X
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