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バンカー脱出はもちろんスピンも意外とかかる! ピンから登場するウェッジ「BunkR(バンカー)」をラウンドで使ってみた
ピンから「バンカー脱出の救世主」というクラブ「BunkR(バンカー)」が4月10日に登場します。そこで、いち早くゴルフイラストレーターの野村タケオさんにコースでの試打をお願いしました。
伝統的な「EYE2」形状で安心感あり
みなさんこんにちは、ゴルフバカイラストレーターの野村タケオです。アマチュアの多くはバンカーが苦手です。出すだけならできるって人もいますが、脱出もままならず何度もバンカーで打ってしまう人もけっこう多いんじゃないでしょうか。
そんな人のためにピンから「バンカー脱出の救世主」というクラブが4月10日に発売されます。いったいどんなクラブなのでしょうか、実際にコースに持ち込んで試してみました。

ピンの「バンカー脱出の救世主」と呼ばれるクラブ、それが「BunkR(バンカー)」というクラブ。この「BunkR」とにかくバンカーが苦手な人が簡単に脱出できることを考えて作られているということなんです。
まず形状は伝統的な「EYE2」形状。「EYE2」といえば、1982年に発売された革新的なキャビティ設計と重量周辺配分で高い寛容性を実現したアイアンです。その優しい形状を採用し、さらにハイバウンスとワイドソールにすることで、ソールが砂に刺さるのを防ぎ、滑らかで安定した抜けを実現しています。

フェース面には全面に溝が掘られ、視覚的な安心感を与えると同時に優れたスピン性能を実現しています。
バンカー脱出だけなら超簡単なクラブ
構えてみると、少し特徴的な形をしています。僕なんかは「EYE2」アイアンを知っているので、特に違和感はありませんが、初めてこの形を見る人は少し驚くかもしれませんね。ネックの部分が少し絞られていて、リーディングエッジは丸くなっています。トップブレードは直線的で、トゥが少しとがっています。

ソールを見てみると、かなりの幅広でラウンドしていて、いかにも滑ってくれそうな感じ。ロフトは64度なので、かなりフェース面が顔の方に向いている感じがします。
さっそくバンカーで打ってみました。打ち方は、いわゆるバンカーショットといわれるような、「フェースを開く」とか「オープンスタンス」などは必要ありません。スクエアスタンスに構え、フェースもスクエアにセットして打つだけ、とてもシンプルです。
ボールの位置を少しだけ左にして、その手前にヘッドを落とすように打つと、勝手に砂が爆発してエクスプロージョンショットができました。特に何も考えることなく、スクエアに構えてダフるだけなので本当に簡単。
少し打ち込むくらいの感じで打つと、しっかりとバンスが効いてくれます。ロフトもあるので高さも出るし、柔らかめの球で飛んでくれます。

距離感の調整は振り幅の大きさか、ヘッドスピードで行う感じです。脱出するだけならば、少し強めにボールの手前に打ち込んでやれば簡単に出てくれました。とにかくバンカーでうまくエクスプロージョンショットができなくて悩んでいる人には本当に簡単なクラブに仕上がっていますね。
砂が軟らかかったりサラサラでも問題なく脱出できますが、唯一難しいのがカッチカチのバンカー。砂が硬い場合は大きなバンスが弾かれるので、リーディングエッジから打ち込んでいく必要がありますね。その使い方さえ理解していれば、どんなバンカーでも使えると思います。
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