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石川遼が“手放せない名器”をわずか1週間で新モデルに変更! 60度のLWのソール形状を変えた理由は?
今季は開幕から苦しい試合が続いていた石川遼ですが、9月に入ると徐々に調子を上げてきました。セッティングを調べると、ロフト23度のUW(ユーティリティーウッド)と60度のLW(ロブウェッジ)を新モデルにしていたことが分かりました。
「APEX UW」2021年モデルを使い続けてきた
ここ数年、石川遼のセッティングで一番話題になっていたのが初代の「APEX UW」でした。2021年から石川遼が「APEX UW」を使い続けたことによって知名度が上がり、日本で大ヒットしました。他の選手たちにも波及して、契約フリーの選手も「APEX UW」を使うようになりました。23年には2代目の「APEX UW」が発売されましたが、石川は25年シーズンも初代「APEX UW」を使い続けていました。

しかし、今年8月に3代目の「APEX UW」が解禁されると異例のスピードで実戦投入しました。8月3週の「ISPS HANDA 夏の決戦・誰が一番強いんだトーナメント」で初めてテスト。翌週の「Sansan KBCオーガスタ」でも練習日にテストすると、水曜日のプロアマでラウンドに持ち込みました。そして翌日の試合初日にはもう新「UW」の23度を使い始めました。初めて打ってからわずか1週間で試合で使うようになり、9月以降の試合でも使い続けています。
もう1本、9月に入って投入したのがロフト60度の「オーパスSP Xグラインド」です。「オーパスSP」は9月5日に発売された新ウェッジ。石川は今年7月にテストをしてすぐ「オーパスSP」を実戦投入しましたが、60度は「オーパスSP Tグラインド」にしていました。「Tグラインド」はバンス角6度の超ローバンスタイプ。しかし、「ANAオープン」では洋芝ということもあり、バンス12度の「Xグラインド」に変更しています。

「Xグラインド」について石川は「ラフから打ったときでもバンスが効いてくれるので、抜けて飛ばないということがない」と、その特性を評価しました。
石川のセッティングの全体的な傾向を見るとドライバーはドローバイアスの「エリート X」で、3番ウッドは「MAX」タイプ。そしてアイアンは5番アイアンから。かつてはロングアイアンを使っていた石川遼ですが、34歳になったことで全体的にやさしいクラブを選択するようになってきました。
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