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ミドルアイアンの“上がりやすさ”に感動! 抜けも最高な「ゼクシオ14」アイアンを徹底試打【QPの3分クラブ批評】
ゼクシオ14アイアンは、番手が長くなるほど上がりにくいというアイアンの弱点を丁寧に解消したモデルです。6番からPWまで同じ振り感で高さがそろい、アベレージゴルファーが求める“上がる・拾える・右に逃げない”をしっかり実現。QPこと関雅史プロが、構えたときの安心感、抜けのよさ、飛距離性能まで徹底レビューします。
「ゼクシオ14」アイアン QP'sチェック(5点満点)

◆飛距離性能 4.5
◆曲がりにくさ 5
◆コスパ 4.5
◆打感 3.5
◆つかまり 5
◆寛容性 5
◆上がりやすさ 5
◆構えやすさ 3.5
◆操作性 3
◆デザイン 3.5
番手間の高さがそろい6番からPWまで安心して使える
打ってまず感じたのは、6番からピッチングウェッジ(PW)まで“同じ振り感”でそろって使える安心感です。長い番手になるほどボールが上がりにくくなるアイアンセットは少なくありませんが、このモデルは6番からしっかり高さが出せる。

もちろんゼクシオのユーザー層を考えれば重要なポイントで、「長い番手がしんどい」という弱点を非常にうまくケアしている印象です。
番手ごとのロフト設定は7番28度、8番32度とストロング寄りですが、重心深度とネック形状で“上がりやすさ”を確保。特にグースネックと深い重心位置の組み合わせにより、インパクトでボールを“ポン”と押し上げてくれるので、打ち込んでもしっかり浮いてくれる安心感があります。
ゼクシオらしい「ミスに強い弾道の高さ設計」が継承されていて、カット軌道で入るゴルファーでも、必要な高さが出るためスイングが崩れにくい。アベレージ層にとって非常に大きなメリットです。
また、今回試打クラブに装着されていたシャフト、N.S.PRO 850GH neo DSTについてもひと言。
このシャフト、“850GH”と銘打っていますが、同じ日本シャフト製の軽量スチールシャフト『Zelos』シリーズのようなステップの細かさが特徴的です。この構造のおかげか、挙動もやはりZelosに似ていて、球も上がりやすくなっているように感じました。
飛ばせるアイアンの中でも“上がる+止まる”を実現
ゼクシオ14アイアンは、フェースの反発がかなりいいです。新素材のVR-チタンがドライバー同様フェースに採用され、同社スリクソンブランドでも好評の「リバウンドフレーム」がゼクシオにも搭載されたとのことで、「弾き感が強い=スピンが入らない」と思われがちですが、実際はしっかりスピンが入るアイアンです。
飛距離性能は高いものの、弾道が必要以上に伸びて止まらないということはなく、グリーンでの扱いやすさも担保されています。これは重心設計とフェース構造のバランスが非常に良く、強い初速と適度なスピン量を両立できている証拠ですね。

また、ソールの抜けがとても良いのも特徴。ゼクシオやスリクソンの近年のモデルはソール形状の評価が高いですが、このアイアンも例外ではありません。
ワイドすぎず、薄すぎず、研ぎ澄まされたソール形状で、ヒールからトゥまでしっかり抜ける。特にヒール側の落とし方が巧みで、ダフリにくさにつながっています。
これにより、フェアウェイからもラフからも“ダフらず・刺さらず・抜けすぎない”絶妙なバランスが取れており、アベレージ層に求められる寛容性を丁寧に作り込んでいると感じます。
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