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“7年前のドライバー”でメジャー制覇! 契約フリーの苦労人A・ライのメーカーも年代もバラバラな“1W遍歴”とは?
全米プロで優勝したのは31歳のアーロン・ライ。メジャー初優勝であり、イングランド人選手としては107年ぶりの全米プロ制覇となりました。試合では両手にグローブをする独特のスタイルや、古いドライバーを使っていることが話題になりましたが、7年前のドライバーを使うまでには意外な経緯がありました。
この2年間だけでも3メーカー4モデルのドライバーを使用
クラブ契約フリーのアーロン・ライが優勝した「全米プロゴルフ選手権」。使っていたテーラーメイドの「M6」は2019年に発売されたモデルです。2~3年前のドライバーを使って優勝する選手はいますが、7年前のドライバーでメジャーに勝利するのは異例です。
ただし、ライも7年間ずっと「M6」を使っていたわけではありません。21年シーズンには「SIM2 MAX」シリーズを使って欧州ツアーで上位に進出したこともあります。また25年にはPGAツアー使用率No.1のタイトリスト「GT2」を使っていた試合もあります。
26年に入ってからもドライバーを替えています。今季初戦の「ソニーオープン」ではピンの「G440 LST」。また3月の試合では「SIM2 MAX」を再投入。しかし、4月の「マスターズ」以降は再びエースドライバーの「M6」に戻しています。何度か他のモデルを使っていたこともありますが、足掛け7年使っているドライバーはやはり信頼度が高かったのでしょう。
ちなみに全米プロでの4日間、アーロン・ライのドライバー平均飛距離は310.3ヤードで66位ですが、フェアウェイキープ率は67.86%の4位と好成績を残しました。

フェアウェイウッドは「Qi10」、ユーティリティーは「GT2」という比較的最新のモデルを使っていますが、アイアンは「P7TW」という19年モデル。同年のマスターズを制したタイガー・ウッズが使っていたモデルです。ウッズについては優勝会見で次のように語っていました。
「彼はアイコンであり、今でもゴルフ界におけるすごく大きな存在。子供のときには週に2、3回、いやもっとタイガー・ウッズのVHSテープを見ていました。よく見ていたのは全米アマに勝ったときや、プロになった初期の試合です」
部門別データを調べると、優勝に最も貢献したのはパッティングです。平均パット数は2位、フィート・オブ・パット・メイド(成功したパットの合計距離)は1位でした。
パターは「スパイダー ツアーV」。今季のPGAツアーではローリー・マキロイ、コリン・モリカワ、スコッティ・シェフラーが「スパイダーシリーズ」で優勝しています。
ただし、ライが使っているのはマキロイ、シェフラーらが使っている「スパイダーツアーX」とは形状が違います。「ツアーX」は後方部分のウイングが特徴的ですが、「ツアーV」はウイングがなくコンパクトなマレット形状。最もブレード型に近い操作感を持つタイプです。
そして、ライの使っていた用具でクラブ以上に話題になったのが両手グローブです。PGAツアーのオフィシャルサイトでライは次のように語っています。
「8歳のときにたまたま2つのグローブ(両手用のグローブ)をもらってから両手にグローブをつける習慣が始まりました。その数週間後に1つのグローブでプレーしたときは全然ダメでした。それ以来ずっと両手にグローブをしています」
両手グローブという独特のスタイルと、使い慣れたクラブでメジャー初優勝を達成したライ。12年にプロに転向して24年にPGAツアー初優勝と少しずつ成績を伸ばし、ついにビッグタイトルを獲得しました。遅咲きの才能は今後さらに開花していきそうです。
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