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- 小平智&古閑美保という最強夫婦がジュニアカップを開催した理由
2月23日(祝)に茨城県・サザンヤードCCで「小平智・古閑美保ジュニアCUP 関東大会」が開催された。
「プロを目指さなくてもいい。広い視野を持つきっかけになれば」(古閑)
ジュニアたちにより多くの経験を! そんなコンセプトを持つ『小平智・古閑美保ジュニアCUP関東大会が、2月23日、サザンヤードCC(茨城県)で行われた。
大会は、米ツアー優勝経験を持つ小平と、2008年日本女子ツアー賞金女王の古閑の“最強夫婦”が主催。手始めに「2人の故郷の対抗戦にしよう」と、熊本大会、東京大会を行って、それぞれ上位に入った選手でチームを組んで対抗戦の全国大会を行う予定でいた。
だが「うれしいことに思ったよりたくさん集まってくれて」(古閑)と、九州大会、関東大会の様相での予選を行った。
すでに九州大会は昨年11月に行われており、この日は男女合わせて、中学生34名、高校32名の計66名が参加。18ホールストロークプレーの個人戦を行った。
高校男子の部は松澤虎大さん(佐野日大高)が68、中学男子の部は清野桜貴さん(八王子市立城山中)が73、女子の部は上田澪空さん(共立第二高)が73でそれぞれ優勝した。女子の部は、中学・高校生が一緒に戦っている。
熊本大会、関東大会それぞれの上位男女6名ずつが、5月に予定されている決勝大会(会場未定)に出場できる。こちらは熊本大会からの古閑美保選抜VS関東からの小平智選抜のチーム対抗戦となる。決勝のメダリストは、全米ジュニアアマチュアゴルフ選手権(7月、オレゴン州 バンダンデューンズGR)、女子ガールズジュニアゴルフ選手権(7月、ケンタッキー州 ザ・クラブatオールズストーン)の予選に大会が招待する。
10歳でゴルフを始め、14歳でナショナルチーム入りした経験を持つ古閑は「引退して10年に経って、そういうことを考えるようになりました。ゴルフが上達するかどうかは、本人たちがやっていくこと。それよりもたくさんの経験をさせたい」と、子供たちの将来に生きる”経験”の場を提供する姿勢を見せる。
「ここからメジャーで活躍する子が出てくればうれしいし、逆にプロを目指さないことを決めて、経営者になる子が出てきてもいい」と、広い視野を持つための経験値を上げる機会を設けたという。
米ツアー転戦中の小平も、時差のある中、ホンダ・クラシック(現地時間24~27日)会場のフロリダ州パームビーチガーデンズ近くの宿舎からリモートで“参加”。大会の様子を気にしていた。
今年が第1回大会になるが、古閑は、長い間続けたい意向を見せており、今後、規模を大きくしての開催を視野に入れている。
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