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- ごっそりクラブを持っていくのはNG!? スコアアップに役立つスタート前練習の正解とは?
スタート前の練習は何を打つべきか迷うゴルファーは多い。重要なのは球数や順番ではなく、素振りで体を整えることだという。コースで対応力を高めるための効果的な準備法を、レッスンプロの視点から解説してもらった。
スタート前練習は素振りを入念に行なうのがオススメ
ゴルフ場に行くと、ビギナーとおぼしき若者がキャディーバッグ置き場で、パター以外のクラブを全部、練習場に持っていくのではないかという勢いでクラブを抱えている姿を見かけることがあります。あの光景を見るたびに、かつての自分を思い出します。
筆者もゴルフを始めた当初、スタート前の練習場に何本のクラブを持っていけばいいのか、どのクラブを持っていけばいいのか、迷っていた時期がありました。
家の近所の練習場に行くときは、キャディーバッグを丸ごと車のトランクに積み込み、パター以外の13本のクラブを短いほうから順番に打つのが“お決まり”でした。しかし、ゴルフ場の練習場は1カゴ25~30球です。13本も持っていくと、1本につき2球程度しか打てません。
ただ、本数を減らせば減らすほど、苦手なクラブを打たずにコースに出るのが不安になります。スタート前の練習は、安心を求める行為のはずなのに、逆に不安を増幅させることもあります。その悩みを上級者に相談したところ、次のようなアドバイスをもらいました。

「スタート前の練習は苦手なクラブを打たないほうがいいよ。いい当たりが出ないと不安になるじゃない。スタート前に練習するのは得意なクラブだけにしたほうがいいよ」
そのアドバイスをもらってから、筆者はスタート前の練習場に持っていくクラブを4~5本に絞りました。そして短いクラブから順番に打っていきます。でも、それが正解かどうかはいまだに分かりません。
練習場で調子が良くても、コースで調子が悪くなることはしょっちゅうありますし、練習場では絶不調で、「今日は大変な目に遭うぞ」と覚悟していたら、コースでは意外といい球が打てることもあるからです。
スタート前の練習場では、どのクラブをどういう順番で打つのが最も効果的なのでしょうか。沖縄県のエナジック具志川ゴルフクラブ総支配人で、レッスンプロでもある三浦辰施氏に聞いてみました。
「まずは重たいクラブから振り始め、徐々に軽くしていきます。このときはまだ、ボールを打たないんですよ。ボールを打つ前に素振りから入ります」
「重たいクラブをゆっくり振って体を目覚めさせ、動きを次第に大きくしていきます。そこで軽いクラブに持ち替え、スイングをスピードアップします」
「素振り用のバットを使うのも効果です。最初は普通に持ってゆっくり振り、慣れてきたらヘッドを持ってグリップのほうを振ります。それから実際にボールを打ちます」
5~6本のクラブをランダムに持ち替えるのが効果的
ここでようやくボールを打ち始めますが、打つ順番は“短い順”でも“長い順”でもないといいます。
「ボールを打ち始めたら、クラブ選択はランダムにやっていくんですよ。2球ずつくらいで、クラブをどんどん替えていきます。ドライバーの次にピッチングウェッジを打って、その次に5番アイアンを打って、みたいな感じです。長いクラブ、短いクラブ、中間のクラブをごちゃ混ぜにしながら練習します」
「結局、コースに出たときに使うクラブって、ドライバーを打った後に何を使うかは、練習場の順番どおりにはならないですから。いろんなクラブを打ってほしいし、そのクラブのスイングを、その場でやってほしいんです」
練習場に持っていく本数については「ドライバー、ユーティリティーかフェアウェイウッド、ミドルアイアン、ショートアイアン、ウェッジ。まあ、5~6本ですかね」 と話します。
重いクラブから軽いクラブへと素振りで体を起こし、5~6本をランダムに2~3球ずつ打つ。そうすると、クラブの長さと重さがその都度変わりますから、タイミングが合わなかったりすることもありますが、ショットの良し悪しを気にする必要もないとのこと。
スタート前練習は、ナイスショットを量産することや、スイングを作り直すことが目的ではありません。体の動きを整え、コースで想定外のショットが出たときでも、すぐに対応できるよう準備することが、最も効果的な練習だそうです。
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