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- 高くて強い球は“打とうとする”から失敗する! 高&強弾道が“自然に”打てる左手1本ドリル
ティショットを隣のホールに曲げ、高い木を越えてボールを戻したいときや、ボールを止めたいときなど、アイアンショットの高いボールは有効です。ただ、弾道を高くすると、飛距離が落ちるのも事実。そこで今回は高く上げても飛距離が落ちない打ち方を高橋竜彦プロが紹介します。
左手1本でクラブを持ち、右手で左上腕を抑えながら打つ
低い球を打つ時は右手1本ドリルが有効でしたが、高い球を打つ時は左手1本ドリルが有効です。
これはアイアンを左手で持ち、右手は左上腕を抑えた構えをつくります。ボールを左足ツマ先の前にセットしたら、20ヤード先にボールをポーンと打ちましょう。ポイントは、右手を左上腕から離さないことと、インサイドの軌道で打つことです。
仮に右手を左の上腕に当てずに左手1本でボールを打つと、ダウンスイングで左肩が上がり過ぎてしまい、ボールをうまくヒットできなくなります。また、アウトサイドからクラブを下ろすと、左腰が引けた形になり、フェースの芯でボールをヒットできません。
あくまでも肩をレベルに回して打つのが大前提です。ボールを左足ツマ先の前に置いているので、普通に打てばボールは高く上がります。体重配分も右足に7割、左足に3割をアドレスからボールを打ち終えるまでキープしておきましょう。
取材協力・木更津ゴルフ倶楽部(千葉県袖ケ浦市)
【指導】高橋竜彦(たかはし・たつひこ)
1974年6月6日、福岡県生まれ。全国高校ゴルフ選手権で優勝して日本大学に進学。関東学生、朝日杯日本学生を制する。97年にプロ転向後は2005年にアイフルカップ、06年に日本ゴルフツアー選手権に優勝。高校、大学、プロで日本タイトルを獲得。現在はトーナメントに出場するかたわら、ABEMAツアーの解説も行う。ジャパンクリエイト所属。
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