ダフり知らずのランニングアプローチがマスターできる“右足ツマ先立ち”ドリル

「ベストスコアを更新したい!」、「飛距離をもっと伸ばしたい」など、今年も目標を立てているゴルファーは多いはず。そんな目標を達成するためには、寒い時期の練習が大切です。ゴルフシーズンがくる前にどんな練習をしておけばいいのか。多くのツアープロを育てた鶴見功樹プロに聞きました。今回のテーマは「ランニングアプローチ」。

基本だが意外に難しい“転がし”アプローチ

 寄せの基本にしてもらいたいのがランニングアプローチです。ライやグリーンの状況によっては、球を浮かせた方がピンに寄せられる可能性が高い時もありますが、低い球で転がせる時は比較的やさしく打てるランニングアプローチを選択した方がミスは少なくなるはずです。

アプローチは左足に体重を乗せ続けてスイングすると、打点が安定する。右足を引いてツマ先立ちで練習する
アプローチは左足に体重を乗せ続けてスイングすると、打点が安定する。右足を引いてツマ先立ちで練習する

 ただ、それでもダフってしまうアマチュアゴルファーは多いようです。
 
 ミスの大きな原因は、スイング中の右への体重移動です。ランニングアプローチは、ボールを右寄りにセットし、左体重をキープして打つと打点が安定します。今回は、この打ち方をマスターできるドリルを紹介します。

左足95:右足5の割合をキープする

 ダフる傾向がある人は、左足体重でアドレスしてもバックスイングで右足に体重移動してしまい、そのままクラブを振り下ろしているケースがあります。これがダフる原因です。
 
 矯正するために行ってもらいたいのが左足打ち。右足を後ろに引いてツマ先立ちし、左足に体重を乗せてアドレスしてください。左右の体重比率は、左足95:右足5のイメージです。

ドリルを行う際は、両ヒザの位置を揃えて右足を引こう。右ヒザを後ろに引きすぎても、右ヒザが前に出すぎてもうまくスイングできない
ドリルを行う際は、両ヒザの位置を揃えて右足を引こう。右ヒザを後ろに引きすぎても、右ヒザが前に出すぎてもうまくスイングできない

 左足体重のアドレスが完成したら、その体重比率のままスイングしましょう。左足に体重を乗せ続けて振る感覚を磨くことができます。

 ポイントは両ヒザをそろえること。右ヒザが前に出過ぎると、右に体重が乗りやすくなるし、右ヒザを後ろに引きすぎると、体が回らずフォローが出せなくなってしまうからです。安定したランニングアプローチをマスターすれば、スコアをまとめやすくなりますよ。

取材協力・Korki Tsurumi Golf Academy

【指導】鶴見功樹(つるみ・こうき)

東京都出身。2002年に日本人初の英国PGAクォリファイプロフェッショナルを取得し、ツアープロ、ティーチングプロとして活動。帰国後、03年に宮崎県で「デビット・デュバルゴルフアカデミー」の立ち上げに参画。04年からは大山志保と師弟関係を結び、06年の賞金女王獲得に貢献。その後も多くのゴルファーを指導し、プロテスト合格へ導く。これまで2万人以上を指導した、日本人で唯一の英国PGAプロフェッショナル。

【写真解説】ランニングアプローチがマスターできる“右足ツマ先立ち”ドリル

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右足を後ろに引いてツマ先立ちし、左足体重のままスイング。スイング軌道が安定し、クリーンにボールを打てる
右足を後ろに引いてツマ先立ちし、左足体重のままスイング。スイング軌道が安定し、クリーンにボールを打てる
右足を後ろに引いてツマ先立ちし、左足体重のままスイング。スイング軌道が安定し、クリーンにボールを打てる
右足を後ろに引いてツマ先立ちし、左足体重のままスイング。スイング軌道が安定し、クリーンにボールを打てる
右足を後ろに引いてツマ先立ちし、左足体重のままスイング。スイング軌道が安定し、クリーンにボールを打てる
アプローチは左足に体重を乗せ続けてスイングすると、打点が安定する。右足を引いてツマ先立ちで練習する
ドリルを行う際は、両ヒザの位置を揃えて右足を引こう。右ヒザを後ろに引きすぎても、右ヒザが前に出すぎてもうまくスイングできない

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