「とりあえず走って回れ!」は本当に正しい? ビギナーにできる“プレーファスト”を考えてみる | e!Golf(イーゴルフ)|総合ゴルフ情報サイト

「とりあえず走って回れ!」は本当に正しい? ビギナーにできる“プレーファスト”を考えてみる

ラウンド中は常に「プレーファスト」を意識することが大切です。ビギナーでもスムーズなラウンドを実現するためには、どのような点に気をつけるべきなのでしょうか。

「プレーファスト=急いで打つ」ことではない

 ゴルフの腕前にかかわらず、ラウンド中は「プレーファスト」を意識してスロープレーの防止に努めることがマナーです。

 しかし、ただ急いで打てばいいわけではありません。ラウンド中の必要な準備と段取りを理解して、スロープレーに陥らないためのポイントを意識することが重要です。

「プレーファスト」を意識して楽しいラウンドを 写真:Getty Images
「プレーファスト」を意識して楽しいラウンドを 写真:Getty Images

 プレーファストはゴルフにおける基本のマナーで、ラウンド中はすべてのゴルファーが常に心がけておくべきことです。一人一人の心がけがスムーズな進行にもつながり、ストレスなく気持ちよくラウンドできる要因にもなると言えるでしょう。

 しかし、「とにかく何でも早ければいい」とは言い切れません。

 ラウンド経験が浅いビギナーに「とにかくクラブを持って走れ!」と言うベテランゴルファーもまれにいますが、走って息も整わないうちに打ってもいいショットにはならないでしょう。それをラウンド中ずっと続ければ、当然打数も増えて結果的にプレーはますます遅くなってしまうはずです。

 スロープレーに陥らないためにも、ラウンド中は「準備」と「段取り」が欠かせません。それはショットに関連することだけでなく、ラウンド中のさまざまな場面での行動がプレー時間に大きく関わってきます。

 例えば、近年はカートでの移動が主流ですが、もし、自分のボールがカート道から離れているところにある場合は、カートに乗らずそのままボール地点へ向かったほうが早いケースもあるでしょう。

 そのためには、数打先のことも見越して使う可能性のあるクラブをあらかじめ持ってボール地点に行く習慣づけが大切です。たとえカートに乗らなかったとしても、クラブを都度都度取りに行っていては、それこそ時間のロスになってしまいます。

暫定球の宣言や特設ティーを使ってプレー時間の短縮を

ホールの途中にある黄色いティーの「プレーイング4」 写真:AC
ホールの途中にある黄色いティーの「プレーイング4」 写真:AC

 さらに、ビギナーであればショットが定まらず、林や茂みの中に打ち込んでしまい、ボールがなかなか見つからないケースも十分考えられます。

 打球の行方がOBかどうか怪しい場合は暫定球の宣言や、プレーイング4などの「特設ティー」を使ってプレー時間を短縮することも大切です。ボール探しに時間を費やすよりも、時間的にも精神的にも余裕が生まれるでしょう。

 また、ゴルフはカップまでの距離が遠い人から順番に打つのが原則ですが、2019年1月に施行された「レディーゴルフ」により、必ずしもこの原則を守ってプレーする必要がなくなりました。

 しかし、準備ができたからといって勝手に先に打つことはNGです。プレーファストの心がけはもちろん大切ですが、レディーゴルフを取り入れる際は同伴者に必ず「お先に打ちます」と声をかけてからプレーを進めましょう。

 このようにラウンド中の小さな行動を積み重ねることがスムーズな進行につながります。ビギナーであっても「準備」と「段取り」をしっかり行って「プレーファスト」を意識したラウンドを心がけましょう。

【写真】ついやってない? スロープレーに陥る原因を写真で改めて確認

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暫定球の適切な判断もスロープレーを防ぐ。積極的にプレーイング4を使うのもあり
毎回カートに集合してから移動するのはスロープレーにつながりやすい 写真:ShutterStock
判断が微妙なときは暫定球を打てばスロープレーは防げる
自分だけでなく同伴競技者やほかの組にまで迷惑がかかるスロープレー 写真:ShutterStock
「プレーファスト」を推奨するポスターは多くのゴルフ場で掲示されている
「プレーファスト」を意識して楽しいラウンドを 写真:Getty Images
ホールの途中にある黄色いティーの「プレーイング4」 写真:AC

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