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- ゴルフグローブは片手? 両手? それとも素手? 男性の両手派が挙げるメリットとは 【2000人アンケート】
最近、男性でも両手にグローブを着用してプレーしている人をよく見かけませんか? 女性ゴルファーの中には、以前から「日焼け対策」「爪の保護」を理由に、右手グローブをはめている人が多かったですが、男性が着用する理由は?
女性ゴルファーは6割以上が両手グローブ派
グローブといえば、右打ちの人なら左手にはめるもので、女性ゴルファーの中には両手にはめる人もいる、というイメージがあったのですが、最近は男性でも両手にはめている人がちらほら。実際、右手にもはめている人がどれくらいいるのか、どういう理由ではめているのかを知りたくなり、アンケートを実施しました。
今回は、男性、女性別に両手か片手か、それとも素手かを調べました。
有効回答数は、1975。まず、男性、女性を合わせた片手か両手かの結果ですが、予想通り片手派が多く、片手使用1533人(77.6%)に対し、両手使用者は382人(19.3%)という結果になりました。
一方、男性のみに絞ると、片手派の割合はさらに跳ね上がり、片手1439人(83.2%)、両手230人(13.3%)、素手60人(3.5%)。男性だけなら8割強が片手スタイルを好んでいるようです。
ただし、これが女性になると片手と両手の数が逆転。片手使用者94人(38.2%)に対し、両手使用者は152人(61.8%)。女性は6割以上の人が両手にはめているという結果になりました。
グローブは片手のみと昔から決まっているという意見も
さて、片手派、両手派のそれぞれの言い分ですが、片手派に多かったのは、「何を今さら」「それって常識じゃないの?」という意見。
「そういうものだと教えられた」「みんなそうしているから」「ゴルフを始めたときからそうだった」など。もちろん、両手に着用しない理由をしっかり持っている人もいて、「クラブ左手で握り、右手は添えて方向を重視するためのものだから」「右手のグリップ力を弱めるため」「右手は微妙な感覚が必要だから」という声も聞かれました。
中には、「両手だと右手でスマホがいじりにくいから」という人もいましたが、これは、「なるほど」と頷いていいのか悪いのか。また、「両手はダサい」とストレートに言い放つ人もいました。
また、女性の中には、「右手はティーやマーカーなどを取り出したり、傘を差したりなどゴルフ以外のことで使う機会が多いのでグローブをはめると不便」という人もいました。
両手だとグリップ力が増すので、逆に柔らかく握れるというメリットも
それに対し、両手派には両手派なりの言い分も。まずは男性から。
「両手でしっかり握りたいから」「グリップを軽く握るようにしているので。両手にはめるとクラブが手から離れる(飛んでしまう)リスクがなくなる」「手が痛くならないし、ヘッドスピードが上がる気がする」といったご意見が多数。また、「野球をやっていたので両手グローブに慣れている」という人や、「ベースボールグリップで握っているので、両手グローブじゃないとしっくりこない」という人もいました。
そのほか、「片手グローブだとグリップの劣化が早くなる」という意見も。これって本当なのかしら?
一方、女性の両手派は、技術的なことより身体、美容絡みの意見が多数。
「手荒れを防ぐため」「右手のひらの皮膚が擦れるのがイヤだから」「ネイルをしていて爪が長めなので、滑り止めとして両手グローブは必要」といったもの。「日焼けしない左手だけが白いとみっともないから」「爪の保護のため」といった意見は、男性ゴルファーの間でも聞こえてきました。
なお、グローブを着用しないという人は3.0%の60人ですべて男性。「フィーリングを大事にしたいから」「グローブの付け外しが面倒」「汗や雨でぐっしょり濡れた感触が嫌だったので素手にした」。プロでも素手派がいますものね。
グローブを着用するかしないか、片手か両手かということに関しては正解はなく、自分がいいと思う方法を選べばいいと思います。ただ、ご意見を伺っていると、食わず嫌いが多いような気がしたのですが、いかがですか? 無理にとは言いませんが、一度他の方法も試してみる価値があるかもしれません。
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