- ゴルフのニュース|総合ゴルフ情報サイト
- 記事一覧
- ツアー
- 入ればプレーオフも3パット… 台湾の22歳ウー・チャイエン 惜敗でも見せた執念の猛追
「Sky RKBレディスクラシック」最終日、台湾の22歳ウー・チャイエンが1打差2位でフィニッシュした。
最終18番で2オン成功もバーディーならず
◆国内女子プロゴルフ
Sky RKBレディスクラシック 5月15~17日 福岡雷山ゴルフ倶楽部(福岡県) 6490ヤード・パー72
最終18番、イーグルを狙ったセカンドショットがグリーンをとらえた瞬間、ギャラリーからは大きな歓声が上がった。首位の桑木志帆を1打差で追うウー・チャイエンが見せた、執念の1打だった。
結果は最後の3パットが響き、惜しくも1打及ばずの2位。

「バーディーパットは入れたい気持ちはあったのですが、ライン読みが浅かったです。でも最終組でいい勝負をするのは初めてで、いい経験になりました。ちょっと残念ですけど、それでも満足しています」と、ウーの表情に悲壮感はなかった。
前半の4打差から、1打差まで詰め寄る猛追劇。「諦めずに最後までがんばったのは自分を褒めたい」と圧巻のプレーをゴルフファンに焼き付けた。
同期の神谷そらが太鼓判押すウーの実力
このウーの奮闘を特別な思いで見つめていたのが同期の神谷そらだ。ホールアウト後、クラブハウス前でウーを出迎えた神谷は、笑顔で健闘をねぎらっていた。
2004年3月生まれのウーと03年4月生まれの神谷。同期ながらほぼ1歳違いこともあり「普段の会話ではかわいい妹みたいな感じ」と笑うが、ゴルファーとしてのウーに対する評価は極めて高い。
「台湾でも何回も勝っていますし、日本ツアーでも複数回優勝できるレベルにあると思います。ショットメーカーで、台湾特有の風に強い球、高さのコントロールもうまい。見習うところばかりです」
神谷が指摘するウーの強さは、技術面だけにとどまらない。特筆すべきは、その高いコミュニケーション能力だ。
「日本語をこれだけうまく話せるのは大きい。日本ツアーでいい成績につながる証拠だと思います」
異国のツアーになじみ、周囲のサポートやコースの情報を的確に吸収できている背景には、彼女の言語習得への努力がある。優勝した桑木に対し「本当に尊敬しています」と敬意を払い、すぐに「次の大会もしっかり集中したい」と前を向いたウー。
昨季はツアー初優勝から、今季は「富士フイルム・スタジオアリス」で2勝目を手にした。今大会は惜しくも3勝目を逃したが、神谷が太鼓判を押す「ツアー複数回優勝」のシチュエーションが現実のものとなる日は、そう遠くなさそうだ。(福岡県糸島市/金明昱)
最新の記事
pick up
ranking











