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- クラブ2、3本持って走ってるのに…日本人のプレーが遅い理由 1R平均3時間台のスコットランドから見たら?
「初心者のうちは、クラブを2、3本持って走るように」と教えられたゴルファーは多いでしょう。しかし、ゴルフの本場スコットランドのコースでプレーしていると、走っているゴルファーはほとんど見かけません。それなのに、明らかにプレー時間は日本よりも短い。なぜなのでしょうか? この疑問を英国スコットランド在住、元欧州ツアー幹部のスコット・ケリー氏に尋ねました。
スコットランドでは親が子供にゴルフプレーの真髄を教育
「日本人はクラブを2、3本持って走っているのに、プレー時間が遅いのはなぜだと思いますか?」と英国スコットランド在住の元欧州ツアー幹部、スコット・ケリー氏に尋ねると、「それは当然だ。走れば、落ち着いてプレーができず、結果として遅くなる」と彼は笑って答えました。ケリー氏によるとスコットランドでの1ラウンド平均プレー時間は3~4時間とのことですが、絶対に駆け足でプレーすることなどないといいます。

スコットランドには親が子供にゴルフを教える伝統があります。そこで何よりも重要視されているのは、効率的なプレー方法。子供たちは、自分の番が来たらすぐにショットを打てるように準備をしておかなくてはならないという教育を受けています。他の人が打っている時、ボールに向かって歩いている時に、次のショットの準備をしておくのです。
一方で多くの日本人ゴルファーは、そのような教育を受けていないでしょう。その結果、プレーの順番が来てからショットの準備を始めることが多いのです。このため、無駄に時間がかかってしまうことが珍しくありません。また、プレーが遅い人は走れと言われることもあるようですが、急いでしまうことは集中力を失わせ、ショットの質を落としてしまう原因になります。ミスショットが増えれば結果的にプレー時間も長くなってしまいます。
次のショットまでの歩いている間に、どんなショットを打って攻めるべきかを考えるようにしておきましょう。そしてショットの際には、ナイスショットが打てるという前向きなイメージを持ち、そのイメージ通りの動作を心がけることが大事です。そして、一度ショットを打ったらその結果を気に病むことなく、次のショットに集中することが求められます。そしてまたショットとショットの間の移動時間は、次のプレーに必要な情報収集やどのようなショットを打つかを検討する時間として活用するのです。
効率的なプレーのためにプレーの前からしっかりと準備をしておく
効率的なプレーのためにはさまざまな心掛けが必要ですが、ケリー氏に聞いた代表的なものを紹介します。
・その日の天候に合わせて、必要なものをゴルフバッグに忘れずに入れること。
・最初のホールでは、良いショットを打つことを事前にイメージしておくこと。つまり強気でポジティブな思考で臨むこと。
・グリーン周りでゴルフバッグをどこに置いておくかのチェック。次のティーイングエリアへの移動をスムーズにするための最短距離を確認しておくこと。
スコットランドでは、ほとんどのプレーヤーが素早いプレーを期待しているため、ティーイングエリアやグリーン上でのおしゃべりはあまりしません。ショットとショットの間ではおしゃべりも楽しみますが、プレーのペースが落ちないように気をつけています。
また、歩いている間は自分のボールを見つけることに集中していますし、必要であれば同伴競技者のボールを見つけるのを手伝います。また、自分のボールが紛失したり、OBになるかもしれないと思ったら、必ず暫定球を宣言してプレーするというのもプレーを遅くしない行動の一つです。
スコット・ケリー

英国スコットランドのインバネス出身。欧州ツアーに経営幹部としておよそ26年間携わり、欧州ツアーはもちろん、メジャー大会、ライダーカップなど、世界の主要ゴルフイベントにも常に足を運んでいた。2020年に故郷インバネス近郊に居を移す。ロイヤルドーノックGCやバークシャーGCなど名門クラブのメンバーだった経験を持ち、現在は世界で15番目に古い1793年設立のフォートローズ&ローズマーキーGCをホームコースとしてプレーを楽しんでいる。
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