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- 「オーナー」じゃないよ! ゴルフの「オナー」ってどういう意味? 必ず順番通りに打たなきゃいけないの?
ゴルフのプレー中によく耳にする「オナー」という言葉にはどのような意味があるのでしょうか? ビギナーだけでなく、ベテランゴルファーでも間違って使っているケースがあるようです。
何気なく使っているオナーの意味ほんとに理解してる?
一般的にゴルフは1組4人でラウンドを進めていくので、それぞれ決められた順番でショットを打っていきます。スタートホールは、打順を決めるための1~4本のラインが刻印されたスティックを利用したり、ティーを投げたりして決めます。

しかし、2ホール目以降になると、「このホールは○○さんがオナーなので先に打ってください」と、同伴者同士で会話する光景が多く見られます。では、「オナー」とは具体的にどういう意味なのでしょうか。ゴルフ場の経営コンサルティングを行う飯島敏郎氏(株式会社TPC代表取締役社長)は以下のように話します。
「オナーとは、一番最初にティーショットを打つ権利があるゴルファーのことを指します。2ホール目以降は、前のホールを最小ストロークでカップインした人が自動的にオナーとなります。2人目以降も同様にスコアが良かった人から順番に打っていきます。もし前のホールで同伴者とスコアが同じだった場合は、さらにその前のホールのスコアを参照してティーショットの順番が決まります」
ティーショット以降は、「遠球先打」が基本となるので、ボール地点からピンまでの距離が遠い人から順番に打っていきます。ある程度経験のあるゴルファーであれば周知の「オナー」ですが、間違えて呼んでいる人が一定数いるそうです。
「オナーのことを『オーナー』と勘違いして呼んでいる人をたまに見かけます。オナーは英語にすると『honor』で、名誉や栄誉といった意味があります。つまり、前のホールで良いスコアを出したゴルファーを讃える気持ちを込めて、オナーの権利を付与しているのです。一方、オーナーは英語にすると『owner』で所有者というまったく異なる意味になってしまいます。細かい部分かもしれませんが場面や状況によっては、恥をかいてしまうこともあるかもしれないので覚えておくと良いでしょう」
オナーがトイレに行っているときなどは断って先に打とう
このように、オナーにはリスペクトの意味が込められているので、従来は順番を無視してスコアの良くなかった人が先に打つ行為は推奨されていませんでした。しかし、2019年1月に施行された「レディーゴルフ」というルールにより、考え方が変わりつつあります。
レディーゴルフとは、英語にすると「ready golf」で、前のホールのスコアやカップまでの距離に関係なく、準備ができたプレーヤーから順番に打つことで、スムーズなラウンドを心がけようというものです。
たとえば、お手洗いに行きたいゴルファーがオナーの場合は、打順を最後に回してほかの同伴者が先にショットを打ちます。わざわざ同伴者全員がオナーのお手洗いを待ってからスタートしてしまうと、無駄な待ち時間ができてしまうからです。
レディーゴルフで順番を前後させる場合は、オナーへの敬意をはらう意味でも、同伴者に先に打つ旨を伝えてから行うようにしましょう。
遠球先打をベースにプレーしつつ、同伴者にイレギュラーな自体が発生した際にレディーゴルフを臨機応変に取り入れるのがベストです。
このように、何気なくオナーという言葉を使っていたゴルファーも意味を理解すると、使い方や捉え方が変化して本来のニュアンスが伝わりやすくなるのではないでしょうか。
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