常態化する「コース内渋滞」 巻き込まれにくいスタート時間ってあるの? | e!Golf(イーゴルフ)|総合ゴルフ情報サイト

常態化する「コース内渋滞」 巻き込まれにくいスタート時間ってあるの?

土日だけではなく、平日でも巻き込まれることが多くなった近年のゴルフ場。誰もが避けたい「コース内渋滞」ですが、巻き込まれにくい時間帯はあるのでしょうか。

トップスタートなら前半ハーフは渋滞に巻き込まれない

 新型コロナウイルスの流行をきっかけにゴルフブームが起こり、近年はゴルフ場が大変混雑しています。

 ゴルフ場には「ハーフ2時間15分以内でプレーしましょう」という掲示物があったり、「Play Fast(プレーファスト)」(素早くプレーしましょう)と記されたゴルフ連盟のポスターが貼られていたりします。

 しかしながら、ほとんどのゴルフ場でハーフ2時間30分前後の進行が常態化しており、ひどいコースだと3時間近くかかることもあります。

常態化するコース内渋滞だが、スタート時間によってはある程度軽減することもできる 写真:AC
常態化するコース内渋滞だが、スタート時間によってはある程度軽減することもできる 写真:AC

 どうしてコース内渋滞が発生するのでしょうか。そしてコース内渋滞に巻き込まれにくいスタート時間はあるのでしょうか。ゴルフ場関係者に聞いてみました。

「ゴルフ場としましては、多くの方にご来場いただき、コース内が混み合っていることは喜ばしいことではあります。ただ、コース内で渋滞が発生し、お客様にご迷惑をおかけしているのは心苦しく感じています」

「コース内で渋滞が発生する原因は、ボール捜しに時間がかかったり、プレーに慣れていないお客様の進行の遅延だったりします」

「ウチのゴルフ場ではコース内で渋滞が発生した際、渋滞の原因になっているホールにフォアキャディーを配置したり、遅延が生じている組の進行をスタッフがサポートしたりしていますが、それでハーフ2時間15分以内を遵守できているかというと、そうとはいい切れないのが実情です」

「では、コース内渋滞に巻き込まれにくいスタート時間はあるのかといえば、トップスタートです。トップスタートであれば前半ハーフは前の組がいませんから、自分たちのペースで回ることができます」

 これはラウンド慣れしている人には広く知れ渡っている事実です。トップスタートは誰も走っていない高速道路を車1台で走り出すようなものですから、前半は待ち時間が発生しません。プレーが速い人たちであればハーフ1時間30分~2時間でプレーできます。

 したがって予約の際に「トップスタート空いている?」と聞いてくるゴルファーは非常に多いそうです。

 ただし、トップスタートには大きな弱点があります。前半ハーフを短時間で回れば回るほど、昼の休憩時間が長くなるのです。

 たとえばトップスタートが7時で、前半ハーフを2時間で回ると、ハーフ終了時刻は9時です。

 一方で、最終組のスタート時間は季節によって変わりますが10時~10時30分前後です。9時に前半ハーフを終えても、後半ハーフをスタートできるのは10時7分~10時37分といった具合になります。

 1時間7分の休憩時間であれば何とか我慢できますが、1時間37分の休憩時間はなかなかツライものがあります。

前半ハーフが終わって昼食を取らずにスルーで回るのが最もスムーズ

 トップスタートの弱点を解消するには次のような方法があると前出のゴルフ場関係者は続けます。

「ゴルフ場の運営スタイルにもよりますが、ウチのゴルフ場はスタート枠が空いていればスループレーの希望にも対応しています。9時に前半ハーフが終わり、9時台前半のスタート枠が空いていれば、そのままスルーで回ってもらいます」

「後半ハーフは前の組がいますから、前半ほどスムーズに回れるわけではありませんが、仮にハーフ2時間30分で回ったとすると12時前には18ホールのプレーが終了します。昼食は1ラウンド終了後に食べてもらいます」

「スルーで回れるかどうかは当日の混雑状況によりますので事前に確約することはできませんが、平日であればできるだけスループレーの希望に応じています」

 スループレーへの対応はゴルフ場によって異なりますから、トップスタートだからといって必ず午前中に18ホールのプレーを終了できるわけではありませんが、スタート時間が早ければ早いほどコース内渋滞に巻き込まれにくいことは覚えておいたほうがいいでしょう。

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プレーの技量が影響しないスタートホールまでやインターバルの移動は一番若い方が運転すると良いでしょう
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常態化するコース内渋滞だが、スタート時間によってはある程度軽減することもできる 写真:AC

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