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- 頂点を決める「全日本チームスクランブル」に出場 レベルを問わず楽しめるスクランブル競技の魅力とは？
ビギナーから上級者まで、誰でも参加できる競技「全日本チームスクランブル」。予選を勝ち抜き、国内女子ツアー最終戦が行われる宮崎カントリークラブで行われた決勝大会に参加したアマチュアチームを取材。インドアゴルフレンジKz亀戸店の小坂圭司支配人に、スクランブルゴルフの魅力を聞きました。
チームメイトの思考や戦略も知ることができる
チームスクランブルではベストボールを選択することによる好スコア以外にも、普段のラウンドでは体験できないことがあります。
同じ場所から全員で打つセカンドショットでは、狙う方向などがそれぞれ全く違うことがあり、他のゴルファーがどのような思考と戦略でプレーしているのかを共有できます。
特に面白いのが、ちょっとしたトラブルショットの時。目の前の木を「普通に打てば上を越える」と思いショットしたら、仲間から「そこ打つの？」なんていわれることもあります。
飛距離や球筋でプレースタイルや番手選択が変わるのは想像できても、それ以外の要素でマネジメントがこれほど変わると痛感できたのは、チームスクランブル競技に出るようになってからです。
チームにビギナーがいてもラウンド時間は通常よりも遅れずスムーズに進行できます。私が支配人を務める「インドアゴルフレンジKz亀戸店」の会員さんも毎年数チームが参加するようになりました。
プライベートでもラウンドに自信がないビギナーが気軽に気持ちよくプレーでき、お互いの戦略などが共有できるスクランブルゴルフ。楽しく上達できるプレースタイルの一つだと思うので、まだやったことのない人にはオススメしたい競技方式です。
小坂 圭司（こさか・けいじ）
大人になってから仕事の付き合いでゴルフを始めるもスライスとスコアの壁にぶつかる。その後、筒康博コーチに出会いスイングを改造。コーチング後、JGMやさと石岡ゴルフクラブの倶楽部選手権を連覇。現在「インドアゴルフレンジKz亀戸店」の支配人として、ビギナーから競技ゴルファーまで幅広く接している。
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