知っていると上位進出に役立つ!? 新ペリア方式の隠しホールってどうやって決めているの?

暖かくなり、いよいよ春のコンペシーズンに突入していきます。そこで、改めて「新ペリア」とはどんなハンディキャップ算出方法なのかおさらいしました。

あるコンペですべてのパー4が隠しホールになっていた

 知り合いが幹事を務めたブリストルヒルゴルフクラブ(千葉県)でのコンペの成績表を見ながらゴルフ談議をする機会がありました。

 その成績表を見ていて、あることに気づきました。アウトコースにパー3が3ホールあり、インコースにパー5が3ホールあり、アウトがパー35、インがパー37で合計パー72というホール構成になっていたのです。しかもアウトの2番と3番、インの13番と14番は2ホール続けてパー5です。

コンペの順位表には必ず「隠しホール」がどのホールだったのか分かるように記載されている
コンペの順位表には必ず「隠しホール」がどのホールだったのか分かるように記載されている

 珍しいホール構成なので開場時から変更されているのかもしれませんが、いずれにしても2024年1月時点ではパー3が5ホール、パー4が8ホール、パー5が5ホールの計18ホールというホール構成で営業しています。

 そうするとどういうことが起こるかというと、新ペリア方式の成績表の隠しホールに、すべてのパー4が選択されていたのです。

 一般的なホール構成のゴルフ場は、パー3が4ホール、パー4が10ホール、パー5が4ホールで合計パー72です。

 そして新ペリア方式で集計する際はパー3の2ホール、パー4の8ホール、パー5の2ホールが隠しホールになります。

 ところがブリストルヒルゴルフクラブはアウトもインもパー4が4ホールずつで8ホールですから、必然的に全ホールが隠しホールになるのです。

 そのことを指摘したところ「全然気づいていませんでした。そんなことあるんですね!」と成績表をあらためて見直し、目を白黒させていました。

新ペリアでは12ホールの合計がパー48になるように隠しホールを決める

 その直後に次のような質問を受けました。

「ボクたちのコンペはいつも新ペリア方式のハンディ上限なしで集計してもらっているんですけど、そもそも新ペリア方式の隠しホールってどうやって決めるんですか?」

 新ペリア方式の隠しホールの決め方は、ゴルフを長年やっていても知らない人が意外と多いです。

 新ペリア方式は18ホールのうち12ホールのスコアを独自の計算式で集計し、ハンディキャップを算出します。新ペリア方式とダブルペリア方式は同じです。

 かつては18ホールのうち6ホールのスコアを集計してハンディキャップを算出するペリア方式が主流でしたが、ペリア方式は運に左右されるので不公平だという声が上がり、6ホールを12ホールに増やしたのでダブルペリア方式と呼ぶようになりました。

 しかしながらダブルペリア方式という呼称が長いので新ペリア方式と呼ぶ人が増えました。「シンペリ」という略称の響きが心地よいのも、新ペリア方式の呼称が定着した理由かもしれません。

 新ペリア方式は12ホールのパーの合計が48になるように隠しホールを決めます。その12ホールの合計スコアを1.5倍し、そこからパー72を引いた数に0.8を掛けた数を換算表に照らし合わせてハンディキャップを算出します。

「パーの合計が48になるように」というのが大事なポイントで、パー3を3~4ホール隠しホールにしようとすると、パー5も3~4ホール隠しホールにしなければならず、パー4の隠しホールが少なくなってしまうのです。

 パー3を4ホールとも隠しホールにすると、パー4が4ホール、パー5が4ホールというパターンになります。パー3の3ホールを隠しホールにすると、パー4が6ホール、パー5が3ホールというパターンになります。どちらもバランスが悪いので、パー3が2ホール、パー4が8ホール、パー5が2ホールというパターンが主流になっています。

 ところがブリストルヒルゴルフクラブのように個性的なホール構成だと、パー4がすべて隠しホールという珍現象が発生します。

 このような仕組みを知っておくと、コンペに参加するとき今まで以上にプレーと表彰式が楽しめるようになるかもしれません。

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