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- 世界が認めたベトナム「ホイアナショアーズゴルフクラブ」で大海原の絶景を見ながら名設計家のコースを満喫
ベトナム・ダナンからほど近いホイアン近郊に位置するゴルフ場「ホイアナショアーズゴルフクラブ」。ホイアンの海岸線に沿ってつくられたリンクスコースで、今年でオープン4年目を迎える新しいゴルフ場ですが、すでに数々の賞を獲得するなど世界的にも高い評価を受けています。
「世界トップ100コース」に選出
ベトナム第3の都市・ダナンの中心部から車で45分ほどの距離で、世界遺産の街としても名高い古都・ホイアン近郊に位置するベトナム最大規模の統合型リゾート「Hoiana Resort & Golf(ホイアナ リゾート&ゴルフ)」。
その敷地内にある「Hoiana Shores Golf Club(ホイアナショアーズゴルフクラブ)」は、2020年にグランドオープンした比較的新しいゴルフ場ですが「世界トップ100コース」に選出されるなど、すでに世界的な名門ゴルフ場として知られています。
コース設計を手がけたのは、アメリカのロバート・トレント・ジョーンズ・ジュニア。日本では今年もトーナメントが開催される「桂ゴルフ倶楽部」(北海道)、「軽井沢72ゴルフ」(長野県)など、これまで世界各国250以上のゴルフコースを設計した人物でもあります。
ホイアナショアーズゴルフクラブは、彼の設計の特徴である広いフェアウェイとアンジュレーションの効いたグリーンが特徴。また、ホイアンの砂地の海岸線である自然の地形を生かしたコースレイアウトも魅力です。
全18ホールのコースには高い木が全く生えておらず、ゴルフの本場・スコットランドのリンクスを彷彿とさせる海風の洗礼を受けながら、ありのままの自然でつくられたスリリングなコースを身をもって感じることができます。
海岸沿いにつくられた15~17番ホールが最大の見どころ
コースは全長7004ヤードのパー71。起伏のあるフェアウェイや巧みに配置された深いバンカーに加えて、多数ある砂地と長いラフが行く手を阻みます。
さらに、10ヤードは流されてしまう時折吹く海風もクセ者。リンクスならではの醍醐味(だいごみ)とも言えますが、地面が固く転がりやすいので、距離も出やすく風に負けじと番手を上げた選択が「想像以上に飛び過ぎてグリーン手前のバンカーに……」なんてことも。手前から慎重に攻めていくのがベターですが、プレーヤーはより戦略的なゴルフが求められます。
最大の注目はインコースの海岸に隣接する15、16、17番ホールです。グリーン奥に海を望むパー4の15番は右にある金網を超えてしまうとOBですが、フェアウェイ自体は広くティーショットさえ間違えなければ難なく攻略できるホール。パッティングを終えるとグリーン横には茶店があるので、写真撮影と休憩を兼ねて大海原の絶景を眺めながら終盤戦に向けてひと息つけるポイントでもあります。
海岸線とほぼ並行に位置する16番のパー4は、このコース一番の絶景ホール。ティーイングエリアからは正面にリゾートホテル、右手にはどこまでも広がる青い海を望むことができ、色鮮やかな緑の芝も相まって「これぞリゾートゴルフ!」という雰囲気を最も味わえる瞬間です。グリーン手前の巨大なバンカーと海から吹く横風には要注意ですが、リンクスコースならではの難しさとリゾートらしさを兼ね備えたホールと言えるでしょう。
遠くにチャム諸島を望むことができる17番は、右手に海を見ながらティーショットを放つパー3。1オンを狙ってバーディー奪取といきたいですが、起伏の激しい大きなグリーンはかなりの難敵。また、グリーン手前の左右には深いバンカーがあり、意識しすぎてリキんでしまい「右にシャンクして海ポチャ……」というミスは避けたいところです。
注目はコースだけではありません。日本ではなかなか目にする機会も少ない、芝の上からボールを打てるドライビングレンジが完備されています。日本のようにクラブハウスのすぐ近くではなく、カートに乗って練習場まで移動する必要がありますが、スタート時間に余裕を持って準備を進めて、この機会にぜひ味わってほしい体験の一つです。
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