スコアカードの見方・書き方を隅々まで理解してる? “上級者っぽく”見える記入法って??

スコアカードには細かな表や用語が記載されており、どう書いたらいいか分からない人もいるかもしれません。一通り把握しているという人も曖昧な部分をクリアにしておきましょう。

上達のための参考データにするつもりで記入しよう

 ゴルフをプレーする際には「スコアカード」と呼ばれる、手のひらサイズの紙を持ち歩きながら回ります。

数字がびっしり並んでいて戸惑う人もいるかも 写真:AC
数字がびっしり並んでいて戸惑う人もいるかも 写真:AC

 しかし、中を開いてみるとマス目の細かい表のようなものがびっしりと並んでいるだけでなく、アルファベットで用語が記載されている項目もあり、一見複雑そうに見えます。書き方が分からないビギナーや、正しく記入できているか自信がない人もいるかもしれません。

 では、スコアカードはどのように見たり書いたりするのが正しいのでしょうか。ゴルフ場の経営コンサルティングを行う飯島敏郎氏(株式会社TPC代表取締役社長)は以下のように話します。

「一方の軸には同じ組で回る4人の各ホールのスコア、もう一方の軸には、それぞれのプレーヤーが1番ホールから18番ホールまで何打でカップインできたかを記入していきます。まず、スタート前には当日の日付や自分の名前、同伴者の名前をフルネームで書いて準備します。ラウンドが始まり、各ホールが終了したら、自分がそのホールを何打で入れたかを書いていきます。たとえば1番ホールがパー4となっているところを規定通り4打で沈められたら、自分の名前と1番ホールが交差するマスのところに『4』と入れ、以降のホールも同様に記入します」

「スコアカードによっては、各ホールの打数を入れるマスの中にさらに破線などで区切られたマスがありますが、そこは各ホールのパット数を入れるためのものです。そのため、ツーオンツーパットの場合は『4』と書いた横に『2』と入れましょう」

「パット数を別で記入すると、自分のパッティング技術がどの程度なのか見極めて、今後のスコアアップにつなげるための参考データにすることができます。一般的には、18ホールで36パットが良し悪しを判断する一つの目安といわれているので、パットを改善したい人は是非とも記録しておくのをオススメします」

 パット数を記入しておけばパーオン率(パー4なら2打以内、パー3なら1打以内、パー5なら3打以内でグリーンに乗せられたかの確率)も計算できるので、ショットの改善にも役立ちます。

「また、日本のゴルフ場では1番ホールから回る『アウトスタート』と10番ホールから回る『インスタート』の2種類があり、必ずしも1番から記録していくとは限らないので、書く順番には注意しましょう」

 アウトとインの取り違いはベテランゴルファーでもたまにある失敗なので、スタートホールでよく確認するといいでしょう。

アプリも出ているけど…手書きの良さもある?

 では、スコアカードの他の項目はどのように見たり書いたりするのが正しいのでしょうか。飯島氏は以下のように話します。

「『BLACK』や『WHITE』と書かれているのはティーイングエリアの種類で、多くのゴルフ場では最も遠いフルバックティーは『BLACK』、バックティーは『BLUE』、レギュラーティーは『WHITE』、そしてレディースティーは『RED』などと色分けしています。バックティー以上は競技用としているところもありますが、基本的には年齢・性別などは関係なく、どのティーを使っても自由なので、自分のスキルに合わせて選ぶようにしましょう」

 ただし、バックティー以上を使用する場合はマスター室への届け出が必要な場合も多いので注意してください。

「また『HDCP』と書かれた項目は、マッチプレーの際にハンディキャップ数が多いほうのプレーヤーがどのホールからハンデをもらうのかを示したもので、両者のハンディキャップ数の差に応じて番号の振られたホールから順番に1打ずつハンデを与えていきます」

「少し上級者向けにはなりますが、スコアカードにはより詳細に情報を記入する書き方が存在します。規定打数が記載されているマスに記号を入れることで、自分がどのくらいのスコアで回れたのかを分かりやすくする方法で、バーディーなら『◎』、パーは『〇』、ボギーは『△』、そしてダブルボギーは『×』『□』などと書き込みます」

 トリプルボギー以上を打った場合は「+3」などと書いていきます。

「記号の数をカウントすると、合計スコアの計算がしやすくなります。良いスコアと悪いスコアが目に見えて分かるので、スコアを上げて『△』や『×』を減らすにはどうすればよいかを考える判断材料になるでしょう」

「競技やハンディキャップ取得用に提出する場合、ホールアウトしたら同伴者のスコアを聞いて残りのマスを埋め、最後にはスコアに誤りがないかどうかを同伴者に見てもらってサインをする『アテスト』を行って提出となります。万が一サインがない状態で出すと、競技失格となってしまうので気を付けましょう」

 最近では、ゴルフアプリによってスマホでも簡単にスコアを記録できるようになっています。しかし、スコアカードに自分の手で記入していくと記憶にも残りやすくなり、スコアの推移や分析もしやすくなるかもしれません。

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