「スライスかと思ったらフック…ってもうイヤ!」 グリーンのライン読みを間違える人にはクセがあるって知ってた?

プロでも難しいというパッティングのライン読みですが、自分のクセを知っていればカップインの確率が高まるようです。では、どのようにすれば自分のクセを把握することができるのでしょうか。

傾斜は目から得られる情報と実際の傾斜が違っていることが多い

 スコアを左右するバッティングでは、打つ以前のグリーンのライン読みがとても大切です。特に「グリーンの外側の風景に惑わされないようにする」ということは、ゴルファーの間では広く知られているかもしれません。

 しかし、グリーンの傾斜は目から得られる情報と実際の傾斜が違っていることが多くあります。現役のシニアツアープロで、ゴルフスクールを経営している梶川武志氏は、この違いについて「ライン読みには人によってクセがある」といいます。

クセを理解すれば読みの精度は上がる 画像:PIXTA
クセを理解すれば読みの精度は上がる 画像:PIXTA

「これまでに2000~3000人のアマチュアゴルファーにパッティングを教えてきましたが、正確に水平を見極められたのはたった一人で、その人は建築の現場監督をしてきた人です。普段から仕事で水平器を使って水平かどうかを確認しているので、自然にグリーン上でも傾斜があるかどうかを判断できるようになっていたのだと思います」

「ほとんどの人はライン読みにクセがあり、真っすぐのラインでもスライスラインやフックラインに見えてしまう人が多く、その原因としてグリーンの見え方や立ち方が影響していることが考えられます」

「先日、あるアマチュアの人とラウンドをした際に『ボール側からピン方向を見ても、ピンの逆側からみてもスライスラインに見えるのでラインが分からない』と話していました。ボール側から見た時にスライスラインなら、逆側から見たときはフックラインに見えるはずですが、この人はどちらから見てもスライスラインに見えるというクセでした」

「私もこのようなクセはありますが、自分のクセを知って練習を繰り返した結果真っすぐのラインを真っすぐだと認識できるようになりました」

 では、自分の持っているライン読みのクセを簡単に判断できる方法はあるのでしょうか。梶川氏は以下のように話します。

「まず、練習グリーンの傾斜がある部分を使います。目標を決めて傾斜下の真っすぐに見える場所から、決めた目標に向かって打ちましょう。もしも、スライスした場合はスライスラインがストレートに見えるクセを持っています。フックした場合はフックラインがストレートに見えるクセを持っていると判断することができます」

「次に実際にボールが真っすぐ転がる場所を探し、真っすぐのラインがスライスやフックに見える人は、その見え方のクセを把握しましょう」

「また、見た目とどれくらいの誤差があるのかを把握しておくことも大切です。実際のラウンドでその誤差が分かっていれば、調整の幅を考えやすくなります。この誤差は日によって違うので、私は必ずラウンド前に練習グリーンでその誤差の程度を確認するようにしています」

「パット数を減らしたい人はパッティングの技術だけでなく、自分のクセへの対応もできるようになれば、ラインを読み間違えて3パットをしてしまうということも減るはずです」

 グリーンの傾斜はその日の調子によって見え方が違うので、梶川氏は水平器を練習グリーンに持ち込んで、見え方を確認することもあるそうです。アマチュアの場合、なかなかそこまではできないので紹介したような簡単な方法で確認するのが有効です。

 自分のライン読みのクセを知っておけば、読み間違いで大きくカップを外してしまうミスも減るかもしれないので、一度試してみてはいかがでしょうか。

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右手で左腕の前腕を握って左手打ち。ダウンスイングで左手の前腕をねじることを意識しよう。腕がスムーズにターンすれば球がつかまり、飛距離が伸びる
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左腕を外側にねじらずにダウンスイングすると、インパクトからフォローにかけて左ヒジが引けてしまう。この形は様々なエラーが起こる原因になる
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