「Wパーカット」「ハンディ上限36」ってどういうこと? 最低限知っておきたいゴルフコンペの競技方法基礎知識

ゴルフを始めると様々なコンペに誘われることがあります。そこで、今さら聞けないような「超」基本的なゴルフコンペの競技方法基礎知識を紹介します。

基本的な競技方法は知っておいたほうがいい

 ゴルフ場関係者に誘われてゴルフ場主催のコンペに参加する機会がありました。事前に組み合わせ表が送られてきたのですが、そこに記載されていた競技方法に、ビギナーには難しそうな用語がいくつか含まれていました。

 コンペというイベントは参加者全員が一定の競技方法でプレーし、スコアを提出して順位を決めます。参加者全員が競技方法を理解しているのが理想的ですが、現実的には「ゴルフを始めたならコンペに参加してみなよ」と誘われ、右も左も分からないままコンペに参加している人が世の中にたくさんいます。その人たちの参考になればと思い、コンペの競技方法を共有してみましょう。

コンペの成績表を見ると、競技方法を詳細がきちんと記載されている
コンペの成績表を見ると、競技方法を詳細がきちんと記載されている

 競技方法の最初に書かれていたのは「18ホールストロークプレー」です。この用語はそれほど難しくありません。ゴルフはおおまかに分けると2人で対戦するマッチプレーと、すべてのプレーヤーが合計スコアに基づいて他のプレーヤーと競うストロークプレーがあります。「18ホールストロークプレー」は18ホールの合計スコアに基づいて順位を決めるという意味です。

 ただし、18ホールの合計スコアそのもので順位を決めると、上級者が上位を独占してしまい、初・中級者は上位に入るのが難しくなります。そこで18ホールの合計スコアに基づいてハンディキャップを算出します。元々のスコアをグロススコア、ハンディキャップを差し引いたスコアをネットスコアと呼びます。

ハンディキャップを差し引いたスコアで順位を決める

 最初はハンディキャップを算出する方法を理解するのが難しいです。今回のコンペは「Wペリア方式」「Wパーカット」「ハンディ上限36」と書かれていました。「W」はいずれもダブルを省略したもので、「ダブルペリア方式」「ダブルパーカット」と読みます。

「ダブルペリア方式」は「新ペリア方式」と表記することもあります。18ホールのうち12ホールのスコアをピックアップし、ハンディキャップを算出します。12ホールは事前に明かされておらず、表彰式のときに隠しホールとして発表されます。

 ただ、12ホールの合計がパー48になることは決まっています。したがってパー3が4ホール、パー4が10ホール、パー5が4ホールのパー72というホール構成の場合、隠しホールはパー3が2ホール、パー4が8ホール、パー5が2ホールでパー48となるのが一般的です。

「ダブルパーカット」というのは「パー3の6打以上、パー4の8打以上、パー5の10打以上のスコアはハンディキャップ算出時にカウントしません」という意味です。パー3は7打でも6打扱い、パー4は9打でも8打扱い、パー5は11打でも10打扱いになります。したがってコンペに参加するなら各ホールをダブルパーよりも少ないスコアでホールアウトするのが目標の一つになります。

「ハンディ上限36」というのは「ハンディキャップの上限は36になります」という意味です。ハンディ上限を36に設定すると、優勝の可能性があるのは実質的にグロススコア108くらいまでになります。

 ハンディキャップというのは実際のスコアがパー72に近づくように調整するための数値です。グロススコア108でハンディキャップ36だとネットスコア72になりますが、それ以上のスコアだと72からどんどん遠ざかってしまいます。コンペで優勝を狙うには108(ダブルボギーペース)以下で回れるようになりたいところです。

「Wペリア方式」「Wパーカット」「ハンディ上限36」の下に「同ネットの場合年長者上位」という記述がありました。これは「ネットスコアが同じ場合は年長者が上位になります」という意味です。

 ダブルペリア方式のコンペでネットスコアが同じになることはけっこうあります。そのとき順位を決める方法として「ネットスコアが同じ場合はグロススコアが少ないほうが上位」「グロススコアも同じ場合は年長者が上位」という2段階方式が採用されることが多いです。なのでコンペに参加するときは生年月日を聞かれることがあります。

 コンペがこのような競技方法で開催されていることを知っておけば、ビギナーでも気軽に参加できます。実際には初対面の人と一緒に回る際のルールやマナーなども覚える必要がありますが、そういったことはコンペに参加しながら少しずつ覚えていけばいいので、コンペに誘われたら尻込みせず、とりあえず参加してみる人がどんどん増えてほしいです。

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