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- 「ゴルフだけは毎日やっても飽きない」は幻想!? 長く楽しくプレーするために最適なペースはあるの?
ほとんどのゴルファーは「時間とお金が許すなら、少しでも多くラウンドしたい」と考えています。しかし、何事も同じことを繰り返せば必ず「飽き」が来ます。ゴルフはどれぐらいのペースでラウンドするのが最適なのでしょうか。
毎年同じペースでラウンドできるわけではない
1週間に1回くらいのペースでゴルフスクールに通っているのですが、前回のレッスンのときに担当コーチから「今年はラウンドのペースが昨年よりも下がっていますね」という指摘を受けました。
どうして担当コーチがラウンドのペースを知っているかというと、会員向けホームページにラウンドのスコアを登録する機能があり、ラウンドした日付、コース、スコアが登録してあるからです。
スコア登録機能を必ず利用しなければならないわけではありませんが、筆者はスクールの生徒の中でラウンドの回数が多いらしく、担当コーチがラウンドの記録を見るのを楽しみにしているので、なるべく登録してほしいとお願いされているのです。
確かに昨年は年間50ラウンドしたのに今年は4月末時点で12ラウンドですから、ペースが下がっています。でも、それは昨年の50ラウンドが多かったので、今年はペースを少し抑えているのです。
筆者は1999年に25歳でゴルフを始め、ゴルフ歴は25年目になりますが、毎年同じペースでラウンドしているわけではありません。ゴルフを始めたきっかけが勤務先の出版社でゴルフ雑誌の編集部に配属になったことでしたから、編集部時代は1~2週間に1回のペースでラウンドに行く機会がありました。
しかしながら2009年に出版社を辞めてフリーランスになってからはゴルフどころではありませんでした。年間ラウンド数がゼロの年が何年か続きました。
再びゴルフクラブを握るようになったのは、フリーランスの仕事の大半がゴルフ関連になってきたからです。40代になってもビギナーに毛が生えた程度の腕前のままではマズイので、ゴルフスクールに通い始めました。
そこから月1回ペース(年間12ラウンド)、月2回ペース(年間24ラウンド)、月3回ペース(年間36ラウンド)、月4回ペース(年間48ラウンド)を経験してみました。
筆者の周りには年間80~100ラウンドのゴルフ好きがゴロゴロいますから、ゴルフの誘いを断らなければラウンド数はどんどん増えていきます。でも、ラウンド数が増えれば増えるほど出費もかさみます。筆者の場合は月4回ペースを超えると財務状況が厳しくなりますから、月2~3回ペースが適正ラウンド数だと感じています。
ただし昨年は、コロナ禍でゴルフを始めた人たちから「ゴルフ場の利用方法で同伴者や後続組から注意を受けることがあるのだけれど、何を改善したらよいのか分からない」という相談を受けることが増えました。
その相談に乗ってアドバイスするのは仕事の一環だという気がしたので、いろんな人のラウンドに同行していたところ、ラウンド数が多くなりました。
少なくてもいいからゴルフを長く続ける人が増えてほしい
今年も引き続き同じペースでラウンドしたいところですが、恥ずかしながら今年に入ってから車のバンパーをぶつけてしまい、修理代で思わぬ臨時出費がかかりました。昨年と同じペースでラウンドしていたら財布がパンクしてしまいます。
1~4月の4カ月で12ラウンドということは今のところ月3回ペースですが、5月以降もそのペースを維持できるかどうかは分かりません。
長年ゴルフをしていて感じるのは、ラウンドのペースを上げたからといってゴルフが上手になるわけではなく、ペースを下げたからといってヘタになるわけではないということです。むしろラウンドのペースを上げると「今日のラウンドはダメだったけど次のラウンドで頑張ればいいや」と諦めが早くなります。そうすると次のラウンドでも同じ失敗を繰り返し、低空飛行が続いたりします。
ゴルフに限らず人間は同じことを繰り返していると飽きます。「ゴルフだけは毎日ラウンドしても飽きない」という人は多いですが、「ラウンドしすぎて飽きた」とゴルフをやめてしまった人も知っています。ゴルフは年を取っても楽しめるスポーツですから、自分に合ったペースでできるだけ長く続けたほうがいいのではないかと思います。
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