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- 1対1で教わりたいけどお金が… 人によって変わる「グループ」と「マンツーマン」レッスンのメリット・デメリットとは?
主に練習場で行われるゴルフレッスンには「グループ」と「マンツーマン」の大きく2種類に分けられますが、それぞれどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
グループレッスンでゴルフ仲間と交流できる
ビギナーの中には独学でゴルフのスキルを身につけようとする人も多いですが、最初はレッスンを受講してプロからノウハウを学ぶことが推奨されています。
レッスンは「グループ」と「マンツーマン」の大きく2種類に分かれますが、それぞれどのようなメリットがあるのでしょうか。レッスンプロの関浩太郎氏は以下のように話します。
「グループのメリットとしては料金を安く抑えられる点や、レッスンを実施している場所が多いことが挙げられます。月4回であれば1~2万円ほどで受けられるレッスンもあります」
「グループレッスンはいわゆる『打ちっぱなし』の練習場でも行われていますが、最近では『シミュレーションゴルフ』をはじめとしたインドアの練習場を使い、スクール形式で開催しているところも増えてきています。インドアの練習場は駅前のアクセスが良い場所にあることも多いので、気軽に行けるようになっています」
ほかにも「インストラクターが別の生徒を指導している間は自主練習の時間になるので、習ったことをすぐに実践できる」や、「一緒に受けていた人とゴルフ仲間になって交流や情報共有の場が増える」なども、グループレッスンの魅力と言えるでしょう。
では、マンツーマンにはどのようなメリットがあるのでしょうか。
「グループレッスンとは違って一度に教える生徒が一人なので、インストラクターもより時間をかけて入念にアドバイスをすることができます。教わる側も聞きたいことをすぐに聞けたり詳しい説明を受けられるのが最大のメリットです」
「人によって理解度やうまくなるスピードはバラバラなので、グループレッスンを受けると『上達ペースの差が開いているのが目に見えて、焦りを感じてしまう』という人も少なくはないはずです。対して、マンツーマンなら一人ひとりの特性に合わせて練習メニューを調整してくれるので、一歩一歩着実にスキルアップが目指せるかもしれません 。特に、クラブを初めて握るような人はまず基礎をしっかりと身に着けることが必要なので、できれば1対1でじっくり教わった方が個人的には良いと思います」
アドバイスがワンポイントになってしまいがち
一方で、グループとマンツーマンにはそれぞれどのようなデメリットがあるのでしょうか。関氏は以下のように話します。
「グループの場合、1回の受講で全員が同じ内容を学ぶというケースは少なく、生徒の練習内容や習熟度に合わせた方法で指導してくれます。 しかし、インストラクターは一度に複数人の生徒に教えなければならず、自分のスイングを見てもらえるチャンスが少ないことが一番のデメリットだと思います」
「次から次へと質問も飛んでくるので、アドバイスがどうしてもワンポイント気味になってしまい、1回受けただけではどれだけ上達したのかも分かりにくいと思います。最近は3~4人の少人数レッスンも増えていますが、なかには6人以上が一気に受講するところもあるので、人数が多いほど自分に時間は割いてもらえなくなる可能性があり、通う期間も長期化してしまいます」
「マンツーマンはやはりレッスン料が高くなってしまう点が最大のデメリットです。1回1時間でおよそ1万円が相場とされており、グループと比べるとかなり高くなっています。さらに、インストラクターも毎日指導しに来られる訳ではないので、希望の日にちにレッスンを受けられずスケジュール調整も難しくなりやすいです。また、グループレッスンのメリットである『ほかの人との交流や情報交換』の場を作りづらいのも、マンツーマンの欠点と言えます」
結局、グループもマンツーマンも一長一短と言えるので、どちらを受けるべきとは言い切れませんが、自分のライフスタイルや求めている練習方法に合わせて選ぶのが適切でしょう。
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