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- 「ただでさえ朝早いのに…」 スタートの1時間前までにゴルフ場に到着するのが推奨されるワケとは?
ゴルフ好きの中にも朝が苦手という人もいるのではないでしょうか。ゴルフ場にはスタートの1時間前には到着するべきと言われていますが、それはなぜなのでしょうか。
クラブの本数確認などの準備にも時間が必要
ゴルフ場にはスタートの1時間前までに到着するべきと言われていますが、「なぜ待ち時間を多めに取っておく必要があるのか」と考える人もいるかもしれません。
では、なぜ余裕をもって到着する必要があるのでしょうか。全国でゴルフ場を運営する、株式会社東急リゾーツ&ステイの広報担当者は以下のように話します。
「ゴルフ場のスタッフは、お客様が車から降ろしたキャディーバッグを預かってから誰のものなのか把握する必要があります。加えて、紛失のトラブルを防ぐために『クラブが何本入っているのか』や『どのクラブにヘッドカバーが付いているのか』といったことを入念にチェックしたうえで、組ごとにカートへと積み込んでいきます」
「コンペの場合は、参加人数が多くなるため、いつもより受付に要する時間が増えたり、注意事項を説明したりしなければならないため、さらに余裕をもってゴルフ場に到着していただけると助かります」
「キャディーマスター室にいるスタッフは、フロントでお客様がチェックインを済ませて最終的な本人確認が完了した旨を受け取らないと、キャディーバッグをどのカートに乗せたら良いのか判断することができません。また、クラブ拭きのセッティングなども終わらせる必要があるため、準備にかける時間には余裕が欲しいところです」
練習の時間も考えると決して1時間は長くない
ゴルフ場の経営コンサルティングを行う飯島敏郎氏(株式会社TPC代表取締役社長)は「プレーする側にも時間的な余裕が必要」と話します。
「ケガの防止や体を起こすためにも事前のストレッチは入念にした方が良いでしょう。スタートホールから本来の力を出せるように、練習場で各クラブの打感やスイングをチェックしたり、練習グリーンで当日の芝のスピードを把握したりすることも重要です」
このような準備にかかる時間を考慮すると「1時間」という時間は、決して長すぎるわけではないと感じられるでしょう。準備でバタバタしたり、スタート時間を遅らせて周りに迷惑をかけたりしないよう、ゴルフ場には余裕を持って到着することが推奨されているのです。
「万が一ゴルフ場までの道中で予想外の渋滞に巻き込まれてしまった場合でも、最初から時間の余裕をもって出発していれば、スタート時間に遅れるといった最悪の事態は避けられるはずです」
初めてラウンドをするビギナーの中には、スタート時間を集合時間と勘違いしてしまい、スタート直前にゴルフ場に到着してしまったという人も意外と多いそうです。良いスコアを出すためにも、余裕を持ってゴルフ場に着いた方が良いでしょう。
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