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- 「ダラダラと滞在」「無謀な球数」はマジで無意味! 一般的なアマチュアゴルファーの適切な練習量とは?
“打ちっぱなし”とも称される練習場には、腕前を磨こうと日々多くのゴルファーが訪れます。一般的なアマチュアゴルファーの場合、練習にはどれくらいの時間と球数をかけるのがベストなのでしょうか?
1時間~1時間半ほど、球数は150~200球程度が目安
週末や休日に練習場へ行くと多くのゴルファーで混雑していて、時には長い待ち時間が発生することも。
一方で、自分が納得のいくまで練習を続けたいけど、打席が空くのを待っている多くのゴルファーの姿を目にして「今日は混雑してるから…」と早めに切り上げる人も中にはいるかもしれません。
自分に必要な球数や時間が分かっていれば、練習場の滞在時間もなんとなく分かるものですが、一体どの位の練習量を目安にするのがいいのでしょうか。現役のシニアツアープロでゴルフスクールを経営している梶川武志プロは次のように語ります。
「一般的なアマチュアゴルファーが練習する場合、時間でいえば1時間~1時間半ほど、球数は150~200球程度が適切な練習量だと思います。もちろん年齢や練習の目的によってかけるべき時間は違いますし、練習スタイルによっても球数は異なるでしょう」
続けて梶川プロは、自身が実践している練習法も明かしつつ次のように話します。
「私の場合は試合が近づくと、3時間程度の練習時間で300球以上を打ち込みますね。アプローチから順に打っていき、最後にドライバーを打ちます」
「その後、それぞれのショットの中で違和感があったクラブや、試合で特に必要になるであろうショットを中心に調整していきます」
「一般的なアマチュアであれば、1回あたりの練習時間や球数はもっと少なくていいでしょう。上達を目指して時間や球数を増やすのは構いませんが、疲れてくるとフォームが崩れやすくなり、それが身についてしまうリスクもあるので注意が必要です」
複数人で練習場に行く際は要注意
また、練習場へは友人らと複数人で行く場合も当然考えられます。このようなケースでは「注意しなければならない点がある」と梶川プロは言い、次のように話を続けます。
「練習場へは1人ではなくゴルフ仲間と行くこともありますが、この場合はどうしても滞在時間が長くなりがちです。当然、打席近くで騒いだりするようなことはご法度ですが、たとえ雑談などをしていなくても、仲間のショットを見て互いにアドバイスし合うこともあるからです」
「加えて自分の練習以外にも仲間が打つのを見る時間が増え、自然と滞在時間も長くなってしまいます。練習場が比較的空いていればそれでも構いませんが、混雑しているときはできるだけ自分の練習に集中したほうがいいでしょう」
「打席が隣同士でないケースでは、仲間の様子をちょっと見に行こうと自分の打席を離れてしまうこともあります。このような場合、練習場のスタッフも人のいない打席が気になってしまうので、できるだけ打席を空けず早めに戻るような配慮も必要です」
ビギナーからベテランまでレベルを問わず多くのゴルファーが訪れる練習場。滞在時間や練習の目的は人それぞれ異なるとはいえ、訪れる際は利用者全員が快適に練習できるように周囲へ配慮する気持ちが求められると言えるでしょう。
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