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- ニアピンやドラコンの賞品に「ボール」は適していない!? もらってうれしいコンペ商品にはどんな物がある?
2024年は「コンペ」復活の年でもありました。コロナの影響で自粛していたコンペも本格的に再開され、多くのゴルフ場で様々なコンペが開催されたそうです。そこで、コンペ賞品でもらってうれしい物と、それほどでもない物について考えてみました。
もらってうれしい物とうれしくない物がある
筆者の2024年のラウンド数は33回でしたが、そのうち9回がコンペでした。ゴルフ場関係者によると、2023年5月8日に新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが5類に移行してからコンペ需要がジワジワと回復、2024年は完全復活したそうです。
個人的にも2024年はコンペが増えた印象があります。コロナ前から開催されていたコンペが再開されたことに加え、コロナ禍でゴルフを始めて面白さに気づいた人たちが新規開催するケースも目立ちました。9回中4回が初参加のコンペでした。
普段のラウンドとコンペの違いは、スコアを提出すること(カートナビにスコアを入力すること)、そのスコアを元にハンディキャップを算出して順位を決めること、ラウンド後に表彰式を実施するケースがあること、順位や成績によって賞品がもらえる可能性があることです。
ラウンド後に表彰式を実施したり、コンペ賞品が用意されていたりするコンペは、参加費としてプレー代とは別に3000~5000円ぐらい徴収されます。普段のラウンドよりも割高になりますが、表彰式で軽食とドリンクが出たり賞品がもらえることもあるので、参加費ぶん楽しみも増えます。
コンペ賞品は主催者が用意するパターンと、参加者が持ち寄るパターンがあります。参加者が持ち寄る形式のコンペが意外と面白くて、「どんな賞品を持っていこうか」「どの賞品を持ち帰ろうか」を考えるのも楽しみの一つです。
筆者がコンペ賞品を選ぶ基準は「家族が喜ぶかどうか」です。コンペに参加する日は朝から丸一日外出しますから、家族にお土産の一つでも持って帰らないと白い目で見られます。
ところが家族が喜ぶ物は、家族構成によって全然違うんですよね。我が家は小学生の子どもが2人いるので、お菓子やジュースは大歓迎ですが、夫婦2人で甘い物が苦手な家族ならお菓子やジュースをもらってもうれしくありません。
2024年のコンペ賞品の中で家族の満足度が一番高かったのは果物ジュースの24缶セットでした。一方で、最も反応が悪かったのが高級干物セットでした。値段を比べると高級干物セットのほうが間違いなく高いんです。でも、高級干物セットが入った発泡スチロールの箱を空けた瞬間、小学生2人の目は死んだ魚のようになりました。結局、高級干物セットは70代の父母が住む実家に送りました。
値段が高いかどうかでコンペ賞品の優劣が決まるわけではない
干物のケースのように、コンペ賞品は値段が高いかどうかで優劣が決まるわけではありません。筆者はゴルフ関係者が主催するコンペに参加することが多いので、コンペ賞品にゴルフ用品がズラリと並んだりします。
ツアーに出場する選手が使うキャディーバッグや、ツアーで評判がいいパターが並ぶこともありますが、そんな物をもらっても家族は喜ばないので魅力を感じません。
同じ理由で値段が高いお酒をもらってもうれしくありません。それなりの金額の日本酒、焼酎、ワイン、ウイスキーなどが賞品に並ぶことがありますが、筆者がもらったときは同伴者の中にお酒好きの人がいたら賞品の物々交換をお願いします。
ゴルフボールもコンペ賞品に並びがちなアイテムですが、上級者は使用ボールが決まっているので、いくら高価なものでも使用しているものと違ったら、ありがた迷惑です。ドラコン賞やニアピン賞にボールを用意しているコンペを見ると「分かってないな」と思います。これらの賞は上級者が獲得することが多いですから、ボールよりも商品券などのほうが喜ばれます。
ただしビギナーのうちは、ボールは質よりも量なので、ブービーメーカー賞(最下位)やブービー賞(ビリから2番目の人)の賞品としてボールをたくさん用意するのは理に適っています。
今後も賞品を参加者が持ち寄る形式のコンペに誘われているので、どんな賞品を持っていこうか、今から思案しています。
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