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- 練習までの『時間短縮』がカギとなる!? 打ちっ放しは“メイン”と“サブ”を使い分けるのが上達への近道って本当?
熱心に練習場に通っているゴルファーのなかには、「ずっと同じ場所に行くべきか、それとも何カ所か常連の場所があった方がいいのか分からない」という人もいるかもしれません。
自分の生活スタイルやベストな練習環境を考慮して決める
多くのゴルファーは練習場に通っていますが、なかには「いつも同じ練習場でいいのか」「ラウンドであらゆる環境に対応するためには、練習場もいくつか回った方がいいのか」などと考える人もいるかもしれません。

打ちっ放しの練習場は、ずっと同じ場所に行くべきなのでしょうか。それとも、何カ所か常連の場所があった方がいいのでしょうか。レッスンプロの三浦辰施氏は以下のように話します。
「もちろん、自分で『一カ所に絞って練習を積み重ねたい』と思っているのならそれでもいいですし、ほかにも魅力を感じた練習場があるなら、複数を使い分けてもOKでしょう」
「ただ、個人的には『いつも行きたい打ちっ放し』はメインとし、それ以外にも状況に応じて通うサブの練習場をいくつか決めておくのがオススメだと思っています」
「練習場を選定する際には、『自分の生活スタイルやベストな練習環境とは何か』を基準に考えるといいでしょう。たとえば自宅近くの打ちっ放しをメインにしつつ、職場の近くなどにサブ練習場を定めておくと、思い立ったときすぐに練習できる環境を作ることができます」
「しかしレンジボールの種類によって飛距離や方向性が異なる場合や、打席からヤーデージが書かれた看板までの距離が微妙に誤差がある場合もあるので、あまりコロコロ変えすぎない方がベターといえるでしょう」
リアルな打ちっ放しと“インドアゴルフ”を混ぜてみるのも良し
さらに三浦氏は、続けて以下のように話します。
「打ちっ放しの中には、奥のネットまで300ヤード近くある大きなところから、雑居ビルの屋上にあって十数ヤードしかない小さなところまで規模もさまざまです。前者のような練習場であればドライバーの飛距離や曲がり具合がチェックしやすいですし、アプローチメインの練習をしたければ後者のような場所は料金が比較的低めなので、そういった使い分けをするのもいいですね」
「また、インドアのシミュレーションタイプは打球の行方をリアルに追えない一方、スイング作りやデータによる分析ができるメリットがあるので、リアルとバーチャルを状況に応じて使い分けるのもオススメです」
普段はインドアゴルフに通っているという人は、打ちっ放しで打球のリアルな感覚やコースライクな風景になじんでおけば、本番で変に体が緊張してミスショットを連発する事態を防げるようです。
同じ打ちっ放しでも「できるだけ同じエリアの打席を選ぶべきか、毎回違うエリアを選ぶべきか」という問題もあります。こちらもいろいろなショットを試すための“メイン”と、「曲がり幅を抑えるために端から打つ」など、自分の課題を重点的に練習するための“サブ”を決めてみるといいでしょう。
普段仕事で忙しい人は、ゴルフの練習に割ける時間も少なくなりがちです。サブとメインの練習場を作って『思い立ったときにすぐ練習できる』環境を整えておけば、時間とお金をより有効活用できそうです。
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