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- 後ろの組からヒンシュクを買ってるかも… 確認必須“スロープレーの3大原因”と防止するための心がけとは?
米女子ツアーではスロープレー撲滅のため、厳しいペナルティーを課す決定をしました。アマチュアには関係ない話と思わずに、誰もがやってしまいがちなスロープレーの原因をいま一度確認しておきましょう。
素振りが多い、構えてから長い、ウェッジ1本しか持っていかない
米ツアーでは男女ともスロープレーが問題になっています。1ラウンドに5時間半もかかるケースが目立つLPGAでは、1ストロークで40秒以上かかった場合に課すペナルティーを今春からより厳しくすることで、スロープレーの防止・改善を強化していく方針です。

プロツアーの状況とは異なりますが、スロープレーの問題は一般ゴルファーにとっても他人事ではありません。寒さがゆるんで多くのゴルファーがフェアウェイに出てくると、どうしても週末などに“コース渋滞”が起きます。そしてその原因を作っているのはビギナーだけでなく、ベテランも上級者も、すべてのゴルファーが関わっているからです。そこで、オフシーズンのうちにスロープレーを防止するためのポイントを確認しておきましょう。アドバイスしてくれたのは、ビギナーから競技志向まで、すべての層への分かりやすいレッスンが好評を得ているプロゴルファー、奥山ゆうしさんです。
最初に、どのような行動がスロープレーの原因になりやすいのでしょうか。日頃ラウンドレッスンを通して感じていることを挙げてもらいました。
「やってはいけないと分かっているのに、真剣になるほど無意識のうちにやってしまいがちなのが、(1)素振りが多い、(2)構えてからが長い、(3)100ヤード以内でウェッジ1本しか持っていかない、の3つです。
「まず(1)ですが、実はプロでも微妙なショットを前にして落ち着かない状況に陥ると、何度も素振りをしてしまうことがあります。このように追い詰められた状況で無意識に行うのを止めることは難しいのですが、素振りは本来1回。多くても2回までで済むよう、ふだんから癖をつけるしかありません」
「次に(2)は、構えてからじっと固まったままテークバックを始めないビギナーの方をよく見かけます。一方、上級者が構えてから遅くなりがちなのは、ボール→目標→ボール→目標……と、視線を動かして繰り返し目標を確認するからです。微妙なショットは時間をかけて行う方が成功率は高いのですが、推奨されている40秒以内で打ち終えるには、目標を確認するにも限度があります。アドレスが完成したら『1、2、3』とカウントするうちに打つよう心がけてほしいと思います」
「最後の(3)については、100ヤード以内から乗せる際にウェッジ1本しか持っていかない人が非常に多いのです。そこからバンカーに入れてサンドを取りに戻ったり、パターを取りがてらカートで移動したりすれば、無駄な時間がかかります。グリーンまで100ヤードを切ったら、乗せるためのウェッジ、サンド、パターの3本を必ず持っていくべきです」
一つ一つにかかる時間は数十秒程度かもしれませんが、本来してはいけないこと、しなくてもいいことをするのは無駄な時間です。それを毎ショット、複数の同伴者が行えば、たちまち1分、2分と積み重なり、9ホールで数十分の遅れになってしまいます。この機会に(1)~(3)をしっかり確認しておきしょう。
ちょっとした動作や心がけでスロープレーは防止できる
他にも一般ゴルファーが意外と知らない、スロープレーを防止するためのちょっとした動作や心がけを奥山さんに教えてもらいました。
「こちらも(A)、(B)、(C)、3つのポイントを挙げてみます。まず(A)は、ティーショットの順番を前の人の近くで待つことです。ラウンドレッスンのとき、次に打つ人がカートに座っていたり、後ろの方で素振りをしていたり、ティーイングエリア下に集まっていたりしていることがよくあります。そういう人は、前の人が打ち終わってティーイングエリアが空いているのに悠然と歩いてきます。同伴者を待たせて時間を無駄に使っている意識がないのですね。次に打つ人は、前の人が打つ背中側に立ち、5~6歩でティーアップできる位置で待機しましょう」
「(B)は、クラブをバッグにしまわず、そのままカートに乗ることです。カートに戻ったとき、クラブをしまうのに手こずってガチャガチャしたり、持っているクラブをしまって次のショット用のクラブを出してからカートに乗ったりする人がいます。クラブ選択は、次打付近でカートを降りたときにすべきこと。まずはカートを発進させて移動することが先決ですから、特に最後の人はクラブを持ったままカートに乗ってください」
「(C)は、皆さん心がけていると思うので確認になるかもしれませんが、早足で歩くことです。以前キャディーをしていた頃、前の組との間隔が空いてくると『移動を速くしましょう』とお客さんを促していました。早足をすると動作もキビキビして、よりプレーに集中できます。最近は、ジュニアのラウンドレッスンで必ず『移動は速く、打つのはゆっくり』とアドバイスしています。無駄な時間をなくし、余裕をもってショットに望む方が成功率は高まるからです」
奥山さんのアドバイスを実践しながら前の組についていけば、スロープレーとは無縁で9ホールを2時間から2時間15分以内で回れそうです。「何組も前から渋滞して、ちっとも進まない」ということのないよう、プレーヤー1人1人が、3つの行動と3つの心がけをぜひ実行してください。
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