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- “グリーンフォーク不携帯”はゴルファー失格!? 1本刃、2本刃、それとも… どんな形状が使いやすくてキレイに直せる?
ゴルフをするのに必要不可欠なグリーンフォークを持たずにプレーしている人が意外と少なくありません。しかし、ピッチマーク直しはゴルファーとしての義務。使いやすいグリーンフォークを選んで、積極的にグリーンを修理しましょう。
無料のプラスチック製は刺しにくい
「そうなると、1本刃より刺しやすさはやや劣るとしても、ある程度スムーズに刺せるものであれば、持ち上がる土の量が多い2本刃のグリーンフォークの方が使いやすいと思います」
「私が使っているのも2本刃のタイプのグリーンフォークです。先端は丸みがあって刺しにくいように見えるかもしれませんが、刃の部分と持ち手部分の間に緩い角度がついているので、地面に入れるとその力で自然とスムーズに刃が奥に進みます。刃が太く、何回も刺さなくても1回で土がたくさん持ち上がるため、手早く修復ができるので気に入っています。一般の方にも太めの2本刃はオススメです」
「ただし、2本刃とはいっても、スタート小屋やキャディーマスター室前にスコアカードやボールマークと一緒に置いてある無料のプラスチック製グリーンフォークはあくまでも自分のグリーンフォークを持っていない人がその日だけ一時使用するためのものです。素材の関係で薄くてしなりやすく、地面に刺しにくいことは否めません」と、奥山さんはいいます。
この機会に購入するなら、ステンレス製で太めの2本刃がよさそうです。

そのほかにも最近は、食事で使う本物のフォークに近いものや波型の刃がついているグリーンフォークも販売されています。いずれも目を引く個性的な形状ですが、使い勝手はどうなのでしょうか。
「カトラリーとしてのフォークに近いタイプは、先端が細いものが多いので刺しやすく、刃が3本あるため一回でたくさんの土を起き上がらせることができます。高齢ゴルファーや女性ゴルファーでも、それほど力を入れずにピッチマークを修復することができるでしょう」
「ときどきハウスキャディーさんで本物のフォークを仕事に使っている方がいます。実は私も試しにラウンドの時に使ってみたことがあります。土をたくさん起こせることは確かですからキャディーさんにはいいと思いますが、プレーヤーがポケットに入れるには大きすぎます。私の場合は、刃が爪と指の間に入ってしまってケガをしたことがあり、それ以来使っていません。やはり本物のフォークは食事の時に使うのが正解ですね」
「また、最近は波型の刃が3~4本ついているタイプも出ています。1回地面に刺すと3~4方向から刃が入り、いちいち土を起き上がらせなくても捻って抜くことで修復できる構造になっているようです。たくさん刺す必要がないのは便利だと思います。ポケットから取り出すとき手を痛めないよう蓋がついているのも親切ですね」
あらためてグリーンフォークをググってみると、オーソドックスな2本刃、カッコいい1本刃、さらにフォーク型、そして波型……実にたくさんのタイプのグリーンフォークの写真が表れました。
それぞれの特長を知るにつけ迷いそうですが、どのグリーンフォークを選んだとしても、大事なのはコースでどんどん使うこと。ピッチマーク直しの上級者を目指しましょう。
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