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- 適正なティー位置が一番楽しくてプレーも早い!? 試して分かった「ジェンダーレスティー」の重要性とは?
どのティーマーカーからプレーするのかは、ハンディキャップや平均飛距離などで選ぶのが通例。これらは基本的に、コース全体のスムーズな進行を促進すると同時に、適正な距離のホールをプレーすることでゴルフをより楽しめるようにすることが主な理由です。
年齢や性別の偏見なくティー位置を選ぶ時代に
ゴルフをもっとカジュアルに楽しめる取り組みとして、アコーディア・ゴルフは「Tee IT Forward」の考えに基づいた「ジェンダーレスティー」を、運営する全ゴルフ場で導入し始めています。

具体的には、これまでのバック、レギュラー、フロント、レディースといったティーマークの呼称を廃止し、代わりにカラーで呼ぶように統一。プレーヤー自身の飛距離や技量だけでなく、年齢、性別、キャリアなど、さまざまなニーズに応じて幅広くゴルフを楽しめるようにしたのです。つまり従来のティーマークの名称そのものが持つ印象を取り払おうというわけです。
ジェンダーレスティーにすることで、若い男性がフロントティーから、シニア男性がレッドティーから、あるいは女性がレギュラーティーからプレーすることへの抵抗感や偏見をなくすことができるといいます。ジェンダー平等の実現、スポーツ界のジェンダー格差是正に貢献していくことが導入目的です。
それぞれのティーマーカーを選ぶドライバー飛距離の目安は、「ブルー」が280ヤード前後、「ホワイト」が240ヤード前後、「グリーン」が200ヤード前後、「レッド」が160ヤード前後。こうすれば飛距離に合わせたスコアメイクが可能になり、ビギナーやプレーから離れていた人も、気軽にゴルフを楽しめ、プレー時間の短縮にもつながります。やがてゴルフ人口増加にも寄与するはずです。
短めのティーマークを選んでもスコアメイクが楽しめる
さっそくアコーディア・ゴルフのゴルフ場を数カ所ラウンドしてきました。
私は飛距離が280ヤード前後には少し満たないため、「ブルー」ティーではなく「ホワイト」ティーでプレーしました。現役男子プロクラスの飛距離じゃないと「ブルー」からプレーできないのは、プレーの進行速度に自信がある280ヤード未満のローハンディゴルファーからすると少し残念かもしれません。

それでも「ホワイト」から十分にプレーを楽しめる難易度設定になっており、「ブルー」にこだわる必要もないと感じました。距離が物足りないホールであっても、ドライバーでグリーンの近くまで飛ばしてバーディーを狙えばいいだけです。
実際にプレーすると、以前にラウンドしたティーよりも距離があるホールが増えていて、単にティーマーカーの呼称を変えただけではないことも確認できました。少なくとも私の飛距離では、すべてのパー5とパー4でイーグルチャンスになることはありませんでしたし、全体のプレーの流れが以前よりスムーズになったように感じました。
「当たれば200ヤードだけど平均すると200ヤード以下」というゴルファーが、これから「グリーン」を選ぶかというと、見栄でやっぱり「ホワイト」からのプレーになると想像します。ただ、ドライバーショットに自信がないというビギナーなら、迷わず「グリーン」からプレーすべきだと感じました。
進行マナーの解決こそ楽しくプレーするための根幹
大半のゴルフ場では6~9分間隔でスタートしています。ハーフ2時間15分ペースを守りさえすれば、どのティーマーカーを選ぼうが、スコアが悪かろうが、全体の進行に影響を与えることはないはずです。
しかし混雑ゴルフ場では、予定スタート時間になっても3~4組の待ちという状況もあり、ゴルファー間のトラブルや悪マナー問題も後を絶ちません。プレーに余裕のある上級者からすれば、「ヘタだから遅い」といいたいかもしれませんが、スロープレーによる渋滞を起こしているゴルファーが必ずしもスコアが悪い人というデータはありません。

それよりも大問題と思えるのが、セルフプレー時代だからこそ起こり得るブラインドホールでの前の組への打ち込みトラブルです。コース側の安全対策として、乗用カートのモニターには前の組のカート位置が示されていますが、それでも打ち込みトラブルは発生します。
前組のプレーヤーがカートから後方へ大きく戻ってプレーすることで、「打ち込まれた!」「モニターを確認してから打ったのに!」と、なるわけです。
こうしたトラブルが、プレーの進行にとっては何よりの妨げ。「ジェンダーレスティー」のどの色のティーからプレーするのかと同時に、プレー中のマナーやモラルも大切にしなければ、快適で楽しいプレーにはつながりません。
【解説】筒 康博(つつ・やすひろ)
伝説のプロコーチ・後藤修に師事。世界中の新旧スイング方法を学び、プロアマ問わず8万人以上にアドバイスを経験。スイング解析やクラブ計測にも精通。ゴルフメディアに多数出演するほか「インドアゴルフレンジKz亀戸」ヘッドコーチ、WEBマガジン&コミュニティ「FITTING」編集長やFMラジオ番組内で自らコーナーも担当している。
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