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- 寒さをしのぐ“シャカシャカ系”のパンツはマナー違反? 岐路に立つゴルフウエアの“行儀・作法”
冬の寒さはゴルファーにとってとても過酷。冬用のウエアの中には、ナイロンやポリエステルでできており、歩くと「シャカシャカ」と音が鳴るようなパンツもありますが、ラウンドで履くのはマナー違反などにつながるのでしょうか。
“シャカシャカ系”のパンツでラウンドしても何の問題もない
冬の寒さはゴルファーにとってとても過酷。冬用のウエアの中には、ナイロンやポリエステルでできており、歩くと「シャカシャカ」と音が鳴るようなパンツもありますが、ラウンドで履くのはマナー違反などにつながるのでしょうか。ゴルフ場の経営コンサルティングを行う飯島敏郎氏(株式会社TPC代表取締役社長)は以下のように話します。

「最近では、ゴルフ用のパンツでも裏起毛になっていたり、吸湿発熱素材を使用したりと、デザイン性と機能性を兼ね備えたものが増えています。しかし、昔は中に綿が詰まっている『シャカシャカ系』のオーバーパンツが用品店で売られていて、現在も表面が似たような素材でできたものが多くラインアップされています」
「また、レインウエアに関してもシャカシャカ系が定番となっているので、ゴルフにおいてこのような素材の衣類は防寒・防風・防水用として以前からずっとオーソドックスなものとして捉えられています。そのため、シャカシャカ鳴るようなパンツをはいてプレーをすることは何ら問題はありませんし、むしろ寒い中ゴルフをする上ではなくてはならない存在でしょう」
また、飯島氏はシャカシャカ系よりもさらにカジュアルな、ジャージにもよく似たウエアが次々と発売されていることを指摘し、ウエアのマナーに関する基準はあやふやになってきていると話します。
「従来、ドレスコードが重要視されるゴルフ場でジャージを着てくることはタブーとされてきましたが、ジャージなのかそうでないのかという線引きは年々曖昧なものになりつつあるのが現状と言えます。なぜなら、近年は足首の部分がゴムになっていて絞られているなど、人によってはジャージと判断しかねないような衣類がゴルフブランドから『ゴルフウエア』として販売されることも増えたからです」
「プロのトーナメントでも、そのようなウエアを着て試合に参戦する人もちらほらと現れはじめ、例えば2023年のJTカップで優勝した蝉川泰果選手も最近は裾が絞られたパンツを着用しているのをよく見かけます」
「ストレッチ性能がだんだんと向上しているので、履き心地は昔と比較してだいぶ良くなっている一方『ジャージとどこが違うんだ?』と思ってしまうほど見た目がジャージと酷似している商品もなかにはあります。何とか、ポケットの縫い付けられ方やベルト通しがどのような形状をしているかで判別はできますが、それ以外の部分は一見しただけでは違いが分かりにくいです」
「しかし、ゴルフ用品メーカーが『これはゴルフウエアです』と主張している限りはゴルフウエアであると認め、寛容な気持ちで捉えることが重要なのかもしれません。あとは、世間の反応を見てブランドが今後のウエアの在り方をどうしていくかを見守っていくしかないでしょう」
ゴルフを始めたばかりの若い世代を中心に、ゴルフウエアにファッション性を求める傾向は強く、デザインや素材だけでなくカラーバリエーションも多種多様になっています。
それらを否定するような風潮のままでは、ゴルフの普及に歯止めをかけるほか、ゴルフ場や引いては業界全体に閉鎖的な雰囲気が漂ってしまうでしょう。
冬のゴルフは、暖かい格好をするのが大事なのでシャカシャカ系のズボンを履いてラウンドしても特に問題はありません。ただし、なかには擦れた時の音でショットに集中しにくくなる人もいるかもしれないので、少し気を付けておくと良いでしょう。
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