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- プレー料金は「大手予約サイト」「自社サイト」「電話予約」で変わる? 結局どうするのが一番お得なの?
ゴルフ場の予約をする際は、大手のゴルフ場予約サイトを利用するという人が多いでしょう。しかし、実は電話予約の方がプレー料金を安く抑えられることがあるそうなのですが、本当なのでしょうか。
ゴルフ場へ直接予約すると手数料がかからない
ビジターとしてラウンドの予約をする際、大手のゴルフ場予約サイトで希望のコースを検索し、そこから申し込むという人が多いと思います。

しかし、ネット予約よりも少々面倒に思える電話予約の方が、プレー料金を安く抑えられることがあるそうなのです。ゴルフ場の経営コンサルティングを行う飯島敏郎氏(株式会社TPC代表取締役社長)は、以下のように話します。
「ホテルを予約する際、さまざまな施設を一括で検索して選べるサイトやアプリを使う人は多いですが、その場合は宿泊料金自体に加えてサイト運営にかかわる手数料が上乗せされています」
「たとえば、大手ビジネスホテルチェーンである『アパホテル』では、『アパ直』と呼ばれる専用の予約サイトを設けて、手数料なしで宿泊料金をより安く抑えられることをアピールしています」
「ゴルフ場でも、これと同じことがいえます。有名なゴルフ場予約サイトを経由するのではなく、ゴルフ場に直接電話で予約をすれば手数料が省かれ、いくらかプレー料金を安くできる場合もあります」
「ただ、ゴルフ場によっては予約時にスタッフを介する必要があって人件費がかかってしまうため、ホームページからネットで予約してもらうようにアナウンスしているところもあります」
もちろん、「すべてゴルフ場の自社サイトが最安値」というわけではなく、場合によっては大手予約サイトでも儲け度外視でゴルフ場の自社サイトよりもあえて料金を抑えて集客している場合もあります。
「直接ゴルフ場の自社サイトから申し込めば、時期や混雑具合によっても変動しますが、最大で1000円程度は安くなることも珍しくありません。いつも同じゴルフ場に行くのなら、それぞれが独自で設けているサイトから予約するのが無難といえます」
「対して大手のゴルフ場予約サイトは、日程や地域、価格などから候補のゴルフ場をカンタンに絞り込めるので、ラウンド経験があまり多くないビギナーにはもってこいの予約方法といえます」
さらに、大手予約サイトでは様々な「ポイント」と連携している場合もあり、「ポイ活」をしているゴルファーは予約サイトから申し込んだ方がお得な場合もあるようです。
ポータルサイト経由の場合はどうすれば安くなる?
では、ゴルフ場予約サイトから予約したいときは、どうすればプレー料金が安くなりやすいのでしょうか。飯島氏は以下のように話します。
「ゴルフ場の最も混雑しやすい時間帯は、朝の9時から夕方の4時くらいまでとされているので、それを避けたプランは通常のプランと比較して料金が低くなります」
「たとえば『早朝プラン』は、季節や地域によっては肌寒い場合もありますが、組数が少ないのでプレーのリズムが崩される心配も少ないですし、ビギナーにとっても後ろの組に気を遣って焦る必要もあまりないでしょう」
「さらに昼過ぎにはラウンドを終えられるため、午後の時間を有効活用できるだけでなく、帰宅時間帯の渋滞に巻き込まれる可能性を減らせることもメリットとして挙げられます」
「また、『薄暮(はくぼ)プラン』は通常プランでラウンドしている人たちがホールアウトし始めるタイミングから回るもので、ハーフ(9ホール)のみの場合が基本的ですが、朝が苦手な人や午後休などを利用してラウンドしたい人には非常に向いているといえます」
「早朝プレーや薄暮プレーは、日照時間が長い夏の期間限定としているゴルフ場が多いですが、これからゴルフを本格的に始めようとしている人は、今のうちからそういったプランの存在を知っておくといいでしょう」
「もしも『18ホールを安く回りたい』というのであれば、ハーフターンや食事休憩のないスループレーがオススメです」
ビギナーのなかには、「ラウンドは1回ごとにお金がかかるから、行きたくてもあまり多くは行けない」と思っている人もいるかもしれません。しかし、お得にラウンドできるプランの存在を知っていれば、ラウンド回数を増やして上達スピードを早められるはずです。
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