- ゴルフのニュース|総合ゴルフ情報サイト
- 記事一覧
- ゴルフライフ
- 「手前から」のセオリーにとらわれすぎ? グリーンによって“攻め方を変える”勇気がスコアアップに必要なワケ
グリーンの種類によって特徴や留意点は異なり、攻め方次第ではスコアに大きな影響を及ぼします。今回は「グリーンを狙うショット」にフォーカスして、スコアアップにつながるヒントを探ってみました。
受けグリーンは「手前から」でOK 砲台は思い切って「センター狙い」を
ゴルフはカップというゴールに近づくにつれ、ターゲットがどんどん小さくなっていくスポーツ。そして、カップが切られているグリーンは、ゴルフ場によって形状や芝の種類などが異なります。
日本のゴルフ場で最も多いのはいわゆる「受けグリーン」ですが、それ以外にも「砲台グリーン」「1グリーン/2グリーン」が存在。芝の種類は「ベント」あるいは「コーライ」が主流で、最近では暑さに強い「バミューダ」を採用するゴルフ場も増えています。

グリーンの種類によって特徴や留意点は異なるため、攻め方も大きく変わるだけでなく、グリーンを“狙うショット”の出来がスコアを大きく左右するといっても過言ではありません。レッスンプロの小松拓夢氏は、このシチュエーションで意識すべきポイントを次のように話します。
「日本でメジャーな受けグリーンは、奥が高く手前が低くなっている形を指します。文字通りグリーン面がプレーヤー側から見て“受け”ているため、ピンの奥に乗せると下りのパット、手前に乗せると比較的やさしい上りのパットが残ります。そのため、オーバーに注意しながら手前から攻めていくことがセオリーです」
「ただし、ショートアイアンやウェッジはキャリーで止まりやすいので、ライや風などの好条件がそろえばピンを果敢に攻めていくのもアリですね。また、高く上げるアプローチは距離感が合えばいいですが、上り傾斜では思った以上に手前で止まってしまうケースがよくあるので、アプローチはピッチエンドランを基本とするのがベターでしょう」
「河川敷でよく見られる砲台グリーンは、その名の通り砲台のように周囲よりも一段高くなった形を指します。グリーン面が小さいことや見づらいことが特徴なので、距離感を合わせるのが難しく苦手意識のあるアマチュアも少なくありません」
「さらに、グリーン周りが上り傾斜になっているため、距離通りに打つとショートしやすく、斜面から手前のフェアウェイやラフまで転がり落ちてしまうこともしばしば。こういった場面では、手前から攻める“セオリー”にとらわれすぎず、またピンの位置にかかわらず、グリーンセンターを狙って直接キャリーで乗せるつもりで打ったほうが距離感は合うと思います」
受けグリーンの場合は「手前から」というセオリーが鉄則。そして砲台グリーンはショートに注意しながら、「センター狙い」で攻めていくと好結果につながりそうです。
グリーンによってスタート前の調整も変わる?
続けて「1グリーン/2グリーン」の特徴や攻略法についても聞いてみました。
「大きな1グリーンはアメリカンタイプのゴルフ場によく見られ、そのうねうねとした形状から“ポテトチップグリーン”と呼ばれることも。ショットの方向が多少ズレたとしてもグリーンオンするためパーオン率は高まるかもしれませんが、その代償として複雑なラインのロングパットが残ることもあり、3パットあるいは4パットの可能性もあるでしょう。ターゲットが広い反面、狙いがアバウトになりがちな1グリーンは、景色に惑わされず狙いどころをしっかりと絞ることが大切だと考えます」
「一方の2グリーンはターゲットが小さいため、グリーンを外した後のことを想定しつつ安全なエリアを狙うべきでしょう。両サイドはハザードや崖になっているケースが多く、難しいアプローチが残ってしまうか、最悪はOBになってしまう可能性すらあります」
「そのため、基本的にはグリーンとグリーンの間、サブグリーンサイドから攻めていくことがセオリー。このエリアは簡単なライのアプローチが残りやすいので、寄せワンも十分に狙っていけるでしょう」
パーオン率がいつもより高いのに、「終ってみればスコアはいつもと同じ……」というケースは、1グリーンのコースでよくあること。プレーする際は、スタート前に練習グリーンでロングパットの調整を重点的にしておくことがオススメです。
その反対に、2グリーンのコースを回る際はアプローチの調整が肝に。スタート前にしっかりと感覚を養っておくことで、寄せワン率がグッと高まるかもしれません。
初めてのコースを回る際は、全体のレイアウトやショートホールの距離だけでなく、グリーンの種類を確認しておくことがスコアアップの近道になりそうです。
文/のぐち まさひろ
ゴルフとサウナと愛犬のチョコをこよなく愛するライター&ディレクター。20年ほど従事したクルマ系メディアの編集者からフリーランスになり、これから何をしていこうかいろいろと妄想中。ホームコースは「南総カントリークラブ」で、オフィシャルハンデは「7.7」。
最新の記事
pick up
ranking











