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- 「未完成コースの会員権が1億円」「キャディーが整列してお見送り」など… “バブル時代”のゴルフ場エピソードがヤバすぎた
1980年代後半から90年代初頭まで続いた「バブル経済」では好景気に合わせ、ゴルフ業界においても今となっては考えられない光景が見られたようです。一体どのような様子だったのでしょうか。
何をするにしてもお金がかかっていた
1985年に実施された「プラザ合意」がきっかけとなり、日本では1990年代の初めごろまでバブル経済が続きましたが、その間には国内企業が海外の大手企業を買収したり、若者の間で独特の文化が生まれたりしました。

日本中が好景気で湧いていたのに合わせてゴルフ業界においても、今では考えられないような光景が多数見られたといいます。
バブル時代のゴルフ場はどのような様子だったのでしょうか。ゴルフ場の経営コンサルティングを行う飯島敏郎氏(株式会社TPC代表取締役社長)は、以下のように話します。
「当時ゴルフは『大人のたしなみ、ステータス』とされていました。新しいゴルフ場が建設されるとなると会員権は超高額で取引され、時として1億円を超えることもありました」
「そのうえ、当時はまだコースやクラブハウスが完成していなかったとしても、会員権を先に募集することが認められていました。なかにはできあがる前から雰囲気を味わってもらおうと、イメージ図などが掲載されたパンフレットを桐箱に入れてアピールしていたコースもあったほどです」
「コース内に何カ所か設置されている売店には必ずスタッフが常駐していただけでなく、ボールやティーといったラウンドの必需品の横に洗剤やお米など、ゴルフに全く関係がなさそうな商品も並んでいました」
「『日本にチップの文化はない』と考えている若者もいるかもしれませんが、バブルの時は『サービスを受けたらチップや品物を渡す』という習慣が富裕層を中心に一般化していたのです。ゴルフ場ではキャディーに対して一日のお礼を物として渡せるよう、あらかじめ売店に日用品も売られていました」
当時のゴルフ場は「強気な価格設定」をしていたのも大きなポイントで、レストランではフカヒレなどの高級食材を使った料理が一品数千円単位で提供されていたり、プレー料金とは別で状況に応じて割増料金が請求されたりもしていました。
サービスも今と比べて非常に手厚かった
では、バブル時代ならではのゴルフ場に関するエピソードは、他にどのようなものがあったのでしょうか。飯島氏は以下のように話します。
「バブル時代のゴルフ場は接待での利用が重要視されていたので、もてなしを受ける側の気分を良くするためのサービスも多くありました」
「たとえば、当時は乗用カートが導入されていたところはほとんどなく、手押しの電動カートに4本のバッグを積み、それをキャディーが押しながらラウンドするのが一般的でした。しかし、よりプレーヤーの負担が軽くなるよう、一人に付き一人ずつキャディーを同伴できる場合もありました。そして、プレーが終わったら前もって予約しておいたクラブハウスのコンペルームにて、懐石料理を楽しんだりお酒を酌み交わし、互いの親睦を深める会を開くのが普通でした」
「手厚いサービスといえば、帰り際になるとキャディーが一列に並び、一斉にお辞儀をしてお見送りをしてくれるというものも、一部のコースで見受けられました」
また、チェックイン時にはフロントで住所や氏名などの情報を受付用紙に記入しますが、これは都道府県の条例や警察の指示に従い、暴力団ではない旨を証明する必要があることに起因したものです。
バブル時代はこういったサインも一般的ではなかったため、時には暴力団と思しき人物たちが来場し、大金を巡った賭けゴルフをしていたこともあったといいます。
最近の若者にとって、ゴルフ場は比較的気軽に来られる場所となりつつありますが、当時はビジネスの場で盛んに利用されたり、本当に経済的に余裕がない人でないと行くことができない「大人の遊び場」だったのです。
かつての様子を知っている人のなかには、「昔の方が豪快で贅沢だった」と思う人もいるかもしれません。しかしゴルフ場も時代に合わせて柔軟に変化せざるを得ない点を考えると、致し方ないことといえるでしょう。
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