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- 昔は高くても5万円台だったのに… 止まらない「円安」「物価高」の中で“ゴルフクラブの販売価格”はどう変化した?
「円安」「物価高」といわれて久しいですが、中でもゴルフクラブはマイカーやマイホームほどではないものの、決して安い買い物ではありません。そのため、世界的な経済事情の影響を強く受けているようです。
ドライバーは「1本10万円」の大台へ
近年は政治や経済の動向、災害や感染症の流行、さらには戦争など、あらゆる原因でモノの価格が乱高下しやすくなっています。中でもゴルフクラブは安い買い物ではなく、物価高の影響を強く受けているようです。

では、ここ数十年の間でクラブの価格はどのように変化したのでしょうか。レッスンプロ兼クラフトマンの関浩太郎氏は、以下のように話します。
「自分がゴルフを始めて間もない、ちょうど昭和から平成に入ったころのクラブ、とりわけドライバーをはじめとしたウッド系で、ヘッドが金属でできているものはほとんどありませんでした。いわゆる『パーシモン』と呼ばれる、硬い柿の木で作られたものがまだ一般的でした」
「当時のドライバーの価格は1本あたり3〜4万円が普通で高くても5万円程度だったのですが、そこから緩やかに相場が上昇していき、しばらくの間は7万円前後を行ったり来たりする状態が続いていました。しかし、ここ数年でグッと価格上昇に再び拍車がかかって、現在は1本で10万円を超えることも珍しくありません」
「最近になって価格が一気に跳ね上がった原因としては、『開発から販売までにかかる費用の全体的な高騰』が挙げられるでしょう。近年では生活にかかわるあらゆるモノの物価が上昇していますが、ゴルフ業界もご多分に漏れずその打撃を受けています」
「新しいクラブの開発が決まってから私たちのもとに届くまでの間には、『材料費』『人件費』『運搬費』などの費用がかかり、それら全ての水準が高くなっているので、クラブの価格上昇はなかなか止めることができないのです」
特に、ドライバーはヘッドの大部分がチタンでできていますが、チタン産出国の中には長期間戦争状態が続くロシアやウクライナも含まれており、特にウクライナはチタンの埋蔵量がヨーロッパ圏で最大級ともいわれています。
ドライバー以外のクラブヘッドやシャフトにも使われる「カーボン」やグリップの原料として欠かせない「天然ゴム」の価格も上がっているため、今後もクラブの価格上昇は続く可能性があるといいます。
傷のないキレイなクラブを安く買う方法はあるの?
クラブの値段がどんどん高くなっているとはいえ、それでも「安くクラブを手に入れたい」と考えている人は多いでしょう。
一般的に知られている「クラブを安く買う方法」と言えば、中古ショップに行ったり「メルカリ」や「ヤフオク」などに出品されているものを買ったりすることかもしれません。しかし、実は「ほぼ新品」に近い状態のクラブを比較的低価格でゲットできる方法もあり、「マークダウン」と「アウトレット」に分かれます。
各メーカーは、大体1〜3月ごろに新モデルや人気ブランドの改良版を発表することが多いですが、それらの発売日が決まると今まで“新モデル”として販売されてきたものたちは、“型落ち”として扱われるようになります。
メーカーとしては、在庫で残っている型落ちは今後を考えると全て売りつくしたいので、「在庫処分」という形で発売時のおよそ3〜4割引きの値段でマークダウン品を販売するのです。
マークダウンは1世代前のモデルに限定されているのに対し、アウトレット品はここ数年のうちに販売された2〜3世代前のモデルも含まれています。さらに未使用・未開封が基本なので、通常の中古品でたまに見られるような、傷や塗装の剥がれを心配する必要もありません。
ただし、マークダウン・アウトレット共にあくまでも「売れ残り」であるため、スペックの選択肢が少なかったりセット一式がそろわなかったりする点には気を付けておきましょう。
新品クラブの販売価格は、まだまだ上がり続けるとみた方がいいかもしれません。それでも状態の良いクラブを手に入れられる方法があることは、知っておくとお得でしょう。
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