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- 「マナーを知らない=悪」な雰囲気がビギナーの参加を妨げる!? コースデビューのハードルを下げるためにゴルフ場がすべきこととは?
ベテランとプレーする機会の多いビギナーは、マナーを教えてもらうことができます。しかし、始めたばかりのビギナー同士では、なかなかゴルフ場でのマナーを知る機会がありません。
ビギナーの質問にはゴルフ場が改善すべきヒントがある
先日コンペで同組になった男性は、ゴルフ場でのプレー経験がほとんどありませんでした。彼と話をしていると、ゴルフ場に関する疑問がたくさんあることをあらためて思い知らされました。
スタートホールのティーイングエリアで彼が口にしたのはこんなセリフでした。「今日のゴルフ場はグリーンが2つありますけど、どっちを狙えばいいのですか?」
彼は今まで1グリーンのゴルフ場しか行ったことがなかったので、2グリーンのゴルフ場を見たのが初めてだったのでしょう。その質問に対して次のように答えました。

「日本には1グリーンのゴルフ場と2グリーンのゴルフ場があって、このゴルフ場は2グリーンです。今日狙うグリーンは赤い旗が立っているほうです。旗が立っていないグリーンにボールが止まった場合は、ボールを動かさなければならないので、そのときにまた説明します」と伝えました。
ボールがグリーンに近づくと、今度は次の質問を受けました。「このボールはグリーンに乗っていますか?」。彼のボールを見ると、グリーンとグリーンエッジの境目にボールが止まっていましたが、グリーンエッジの芝生がグリーン上に侵食し、境目があいまいでした。
「これはグリーンに乗っていますね。基本的な判断基準はボールが接地している地面がグリーンかどうかです。グリーン外の芝生がグリーン内に侵食していても、グリーンとして管理しているエリアであれば、ボールをマークして拾い上げることができます」
すると次の質問が飛んできました。「ボールをマークするとき、マークがグリーンの外側に出てしまうのですが、大丈夫ですか?」
「その場合はマークをグリーンの外側に置いても大丈夫です。マークはボールを元の位置に戻すための目印ですから、目印になっていればOKです」
スタートしてまだ1ホールですが、こんなにたくさんの質問が出てくるとは思いませんでした。でも、ビギナーであれば分からないことがあるのは当然ですし、分からなければ誰かに聞くしかありません。
一方で、同伴者が知らなかったら教える人が誰もいません。案の定、ハーフタイムでクラブハウスに戻ったとき、「サブグリーンのボールをそのまま打ってはいけません!」という貼り紙が写真つきで掲示されているのを見かけました。
しかし彼が質問したように、ビギナーはグリーンが2つある理由を知りませんし、どちらがメイングリーンでどちらがサブグリーンかも知りません。サブグリーンにボールが乗ったときの処置など知るはずがありません。それを教えるのはゴルフ場の役目なのではないかと感じました。
救済の仕方が分からないとスロープレーにつながる
2ホール目以降も彼の質問は続きました。ティーショットをOB区域に打ち込み、特設ティーから4打目としてプレーを再開する際は、「どこが特設ティーですか?」と質問されました。以前ラウンドしたコースは特設ティーが分かりやすく設置されていたらしいのですが、今回は2つの黄色いティーマークがフェアウェイの両サイドに刺さっていただけだったので、どこから打てばいいのか分からなかったそうです。
また、彼はゴルフを始めたときに「ボールはあるがままにプレーする」と教わったようで、とにかくあるがままに打とうとするのですが、救済を受けられるシーンがたくさんあり、それを教えるのにも時間を割きました。
ボールがカート道に止まったときだけでなく、スタンスがカート道にかかるときも救済が受けられること。ヤード表示杭は抜いてもいいこと(ショットが終わったら元に戻すこと)。バンカーレーキが邪魔になるときは動かしてもいいこと。アプローチショットがスプリンクラーヘッドに当たりそうなときも救済が受けられること。すべて教えました。
「今までは救済を受けられる場面でも救済を受けていませんでした。いろいろ教えてもらったおかげでスムーズにプレーできました」と感謝されました。
このところゴルフ場でビギナーとおぼしき若者たちを見かけることが多くなりましたが、大半はこんな感じなのでしょう。ゴルフ場に若い人たちが来るのは大歓迎ですし、分からないことがあれば喜んで教えます。
ただ、コンペで同組になれば教えることができますが、前後の組のプレーに口出しするわけにはいきません。ビギナーが増えたからマナーが悪くなったとか、プレーの進行が遅くなったと指摘する人もいますが、ゴルフ場が使い方を教えていないのだから仕方がありません。ゴルフ場が人手不足なのは分かりますが、根本的な仕組みを変えないとこれらの問題はいつまで経っても解決ないと感じました。
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