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- 「ナイスオン!ってサブグリーンかい!」そんな時の処置をおさらい 酷暑で2グリーンが再評価されているって本当?
2グリーンのゴルフ場で、ボールが「closed」などと書かれた「サブグリーン」に入ってしまった場合、どのようにすればよいのでしょうか。
芝を傷つけないよう最短距離でボールを回収する
2グリーンのゴルフ場で、ボールが「closed」などと書かれた「サブグリーン」に入ってしまった場合、どのようにすればよいのでしょうか。ゴルフ場の経営コンサルティングを行う飯島敏郎氏(株式会社TPC代表取締役社長)は、以下のように話します。

「グリーンは、コースの中でも特に芝が短く刈り込まれていてデリケートですが、日々最大で200人程度のゴルファーが立ち入るため、体重でストレスもかかりやすくなっています。2つあるグリーンのうち、一方を休業状態にしているのはゴルファーが一切立ち入らない日を定期的に設けることで、芝の回復を早めるのを主な狙いとしているためです。ただ、特にパー3のホールだと方向性を間違えたり、風に流されたりして、休止中のサブグリーンにオンしてしまうケースも珍しくありません。
ショットすることは禁止されているので、ボールから最も近く最短距離になるであろう縁から入り、ピックアップしたら来た道を戻って、できるだけ踏みつける芝の範囲が少なくなるように気を付けるのがマナーでしょう。そして、拾い上げたボールは止まった位置から最も近いグリーン外の地点をニアレストポイントとし、そこを起点に1クラブレングス以内の、本来目指すべきカップに近づかない範囲の場所に、無罰でドロップしてプレー再開となります」
さらに、アイアンなどで高い弾道のショットをすると、グリーンに着弾した時にはピッチマークができますが、芝にとってピッチマークは足で踏みつける以上に負荷がかかっており、特に夏場になると5分放置しただけで周りから枯れてしまうこともあります。
そこで、使用中のグリーンはもちろん、サブグリーンに関してもピッチマークを作った際は早急にグリーンフォークで修復をする必要があり、ピッチマークのない他の範囲の芝のためにも、速やかに退出するのが望ましいと言います。
なお、かつてのルールではサブグリーンは「スルーザグリーン(現:ジェネラルエリア)」として扱われ、特にゴルフ場が定めていなければ、そのままストロークすることも認められていました。
しかし、現在は世界標準の「目的外のパッティンググリーン」に改められ、ボールは乗っておらずスタンスがかかるだけの場合であっても、無罰で救済を受けられます。
半世紀以上続く「2グリーン」はリニューアルが行われている
また、飯島氏は「今でも2グリーン制をとっているゴルフ場は、プレーヤーの観点から改修が行われているところが多い」と話します。
「そもそもグリーンを2つにしているのは、一方を夏の暑さに強い高麗芝、もう一方を冬の寒さに強いベント芝とすることで、質の高いグリーンを通年提供できるようにするというのが本来の目的でした。
しかし、高麗芝には『芝目が強くてボールの動きが不安定になりやすく、完全にラインを読み切るのが難しい』『ボールの転がるスピードが遅く、トーナメントのような緊張感が味わえない』などの弱点があります。
とはいえ、1グリーンに改造するのには莫大な資金が必要だったり、営業を休止したりしなければならないため、両方ともベント芝にすることで改修を最小限に留めているところも多いです。
その際、元々高麗芝だったグリーンは一気に全ての芝をはがすのではなく、『インターシード』と呼ばれる方法で段階的にベントの種をまいていきます。グリーン全体的に新しい種をまくと、1回に付き20%ほどが活着して成長し始めるので、同じ作業を5〜6回繰り返して徐々に芝種を置き換えていきます。
また、休止中のサブグリーンは全く管理をしていないわけではなく、使用中のグリーンと同様に芝刈りを行って、いつでも使用が再開できるよう常に手入れされています」
ちなみに、最近は高温に耐えられるベント芝も続々と開発されてはいるものの、それでも年々酷暑はひどくなってきていることから、2グリーンが再評価されているのも事実であり、今後この流れは加速するものと見られています。
サブグリーンの間は、芝を美しい状態へ戻す準備期間にあると言えるため、万が一ボールがオンしてしまったとしても、なるべく刺激を与えないようにしてあげるのがベストかもしれません。
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