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- それって「声の打ち込み」じゃないの!? 待ち時間に大きな声を出したりハンズフリーで通話するゴルファーが増えている?
前の組が気づく地点までボールが飛んでしまえば「打ち込み」となり、重大なマナー違反です。最近は通常の「打ち込み」ではなく、大声を出したりハンズフリーで通話したりする人もいて「声の打ち込み」も増えてきているといいます。
アドレスしているのに後ろの組が騒ぐのは「声の打ち込み」
ゴルフ場でプレーする際は、スタート時間の10分前にティーイングエリアに集合するのがマナーとされています。しかし、スタート時間の10分前はまだ前の組がティーイングエリアでフェアウェイが空くのを待っています。
したがってティーイングエリアから少し離れたところにカートを停め、ボールやティーペッグを用意したり、カートナビに表示されている乗用カートの利用約款に目を通したりしながら、前の組のティーオフを待ちます。

気の利いたゴルフ場だと、1番ホールと10番ホールのティーイングエリアにスタート係のスタッフを配置しています。ラウンド時の注意事項を説明したり、スタートのタイミングを教えてくれたりします。ところが昨今のゴルフ場は人手不足ですから、カートナビのGPS機能でティーショットのタイミングを告知するのが一般的になっています。
多くのゴルフ場は前の組のカートとの距離が250ヤード以上離れると、「前の組との安全をお確かめのうえ、ティーショットを打ってください」という音声メッセージが流れます。音声メッセージを合図にオナー(ティーショットを最初に打つ人)がボールをティーアップし、「今日一日お願いします」などと同伴者にあいさつをした後、プレショットルーティン(ショットを打つ前の準備動作)に入ります。
オナーがプレショットルーティンに入ったら、同伴者はティーショットを打ち終えるまで静かに見守ります。ところが昨今はティーイングエリアで待っている組が多すぎて、後ろの組がワイワイガヤガヤと雑談を続けていることがしょっちゅうあります。
筆者はそれほど神経質なタイプではありませんから、後ろの組がガヤガヤしていても気にせずティーショットを打ちます。一方で、前の組がティーショットを打とうとしているのに同伴者が雑談しているのは我慢ができません。
「前の組がアドレスに入っているので静かにしましょう」と声をかけたり、唇の前に指を立てて「シーッ」とジェスチャーしたりします。
これってなぜだろうと自分でも前から思っていたのですが、前の組が打とうとしているのに後ろの組が騒ぐのは「声の打ち込み」だと認識していることに気づきました。後ろの組から打ち込まれたらイラッとしますが、同伴者と自分に大きな被害がなければ、怒りはすぐに収まります。しかし、同組の中に打ち込みをする人間がいたら許せません。「他の人の安全に気を配る」「他のプレーヤーの気を散らさない」といったプレーヤーの行動基準を守れない人間と一緒にプレーしていることに対して申し訳ない気持ちでいっぱいになります。
ハンズフリー通話を多用する人は周囲への配慮が欠けている
ただ、筆者の知人で一人、「声の打ち込み」を何度注意しても直らないゴルファーがいます。本人はそのたびに謝って反省するのですが、同じことをまた繰り返します。その原因を探っていたところ、スマートフォンの使用方法が関係しているのではないかという推論にたどり着きました。
ゴルフとは一見関係ない話のように感じるかもしれませんが、近年はスマートフォンで通話する際、ハンズフリー機能を利用する人が増えました。スマートフォンを手で持たずに通話する機能のことです。
筆者は利用したことがありませんが、これだけ多くの人が利用するということは、便利なのでしょう。ただ、便利さと引き換えに、大きなデメリットがあるのではないかと思います。それは、周囲への配慮が欠けているように見える点です。
かつてはスマートフォンで通話する際、次のマナーを守ることが大切だといわれていました。「通話は静かな場所を選ぶ」「公共の場ではマナーモードに切り替える」「通話中は音量を控えめにする」などです。ところがハンズフリー機能の普及によって、これらのマナーはあまり重視されなくなりました。駅のホームでも歩行中でもハンズフリーで気にせず通話しています。
筆者の知人もハンズフリー通話を多用しているそうです。この機能を敵対視するつもりはないのですが、「通話は静かな場所を選ぶ」「通話中は音量を控えめにする」という意識が希薄になったことによって、ゴルフのプレー中も周囲への配慮が薄れてきた可能性があるような気がしています。
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