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- ありえない場所にレーキが放置されているんだけど… コース保護やプレーファストにもなる「バンカーの入口」は認識できている?
一つのバンカーに複数本置かれていることもある「レーキ」ですが、同じような場所に固まっていたり、プレー導線と関係の無い場所にあることが多い気がします。
“入口”にレーキが置かれていないことが増えた
このところセルフプレー主体のゴルフ場に行くと、バンカーの“入口”にバンカーレーキが置かれていないことが増えた気がします。
「バンカーの“入口”とはなんぞや?」と首をかしげた人は、バンカーの正しい入り方を認識していないかもしれません。バンカーの正しい入り方は、ボールが止まった位置によって少し変わりますが、基本的に低いところから入ります。低いところが広範囲に及ぶ場合は、ボール位置まで最短距離で到達できる地点が“入口”になります。

そして“入口”から入ったら同じ位置から出ます。つまり“入口”と“出口”は同じです。このことを認識していない人が増えたため、バンカーレーキが好ましい位置に置かれていないことが多くなったのではないかと推測しています。
フェアウェイバンカーもガードバンカーも基本的にティーイングエリア方向から打ったボールが入りやすいように低くなっています。そしてグリーン方向に打つショットが難しくなるようにアゴが高くなっています。したがって、ほとんどのバンカーの“入口”はティーイングエリア側です。
例外はグリーンサイドとグリーン奥のガードバンカーです。これらのバンカーはティーイングエリア側ではなくグリーンと逆サイドが低くなっていますから、こちらがバンカーの“入口”になります。
バンカーレーキはバンカーの“入口”から持ち込み、バンカーショットの邪魔にならないところに置きます。そしてバンカーショットを打ち終えたら、ショットの痕跡と足跡を消すようにバンカーレーキで砂をならしながら同じ位置に戻ります。そこで使い終えるので、すべてのバンカーレーキは“入口”付近に置かれているのが本来の姿です。
バンカーレーキの置き場所が悪いと後続組が困る
それなのになぜかバンカーの高い位置にバンカーレーキが置かれているケースが目立つようになりました。ひどいときは1個のバンカーに3本のバンカーレーキが置かれているのに、すべてが高い位置にあります。
そうなると後続組のプレーヤーは“入口”の逆サイドまで回り込んでバンカーレーキをピックアップし、“入口”に戻らなければなりません。
「そんな面倒くさい動きをしなくても、バンカーレーキが置いてあるところから入って、そこから出ればいいじゃない」と思った人もいるでしょう。でも、バンカーの高い位置から入るのはマナー違反です。
バンカーは高い位置の砂の量を多くして、脱出が難しくなるようにセッティングされています。そのエリアに足を踏み入れて砂を崩すと、低いエリアに砂が流れ込み、コース側の意図したセッティングを乱すことになります。
この話をすると、必ず次のような疑問が出てきます。
「どうしてバンカーの高い位置の砂の量を多くするのですか。もう少しでグリーンに乗りそうだったショットが深い砂に埋まり、ひどい仕打ちを受けるのは理不尽ではないでしょうか」
筆者はかつて、この疑問を名門コースのグリーンキーパーにぶつけたことがあります。その答えがゴルフというスポーツの本質を巧みに言い表していました。
「ゴルフはそもそも理不尽なスポーツなんですよ。ピンを狙ったショットがわずかに届かなかっただけで、バンカーに突き刺さって目玉になったり、池に転がり落ちたりします。コースに仕掛けられたワナ(リスク)を恐れずにチャレンジし、成功すればバーディーという報酬(リワード)が得られますが、失敗すればペナルティーを受け、ボギーやダブルボギーになります。一方で、リスクを避けて安全に攻めれば、パーでホールアウトするのはそれほど難しくありません」
「戦略的にレイアウトされたコースは、すべてのホールでリスクを取ってリワードを狙うか、リスクを避けてリワードを見送るか選択できるようになっています。われわれコース管理スタッフは、コース設計者の狙いに基づいたセッティングを心がけています」
話が少しそれましたが、コース側の意図したセッティングを維持し、後続組のプレーをスムーズにするためには、バンカーの“入口”から入り、“入口”付近にバンカーレーキを置くのも大事なことなのです。
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