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- 来年の夏は大手運営会社以外でも送風機&クーラーつきカートを導入するゴルフ場が激増!? 酷暑を乗り越えたゴルフ場に話を聞いた
鹿児島県肝付町では全国で初めて10月中旬に猛暑日を記録するなど、今年の暑さは嫌になるほど長引いたのは記憶に新しいところ。今夏のゴルフ場はどこも熱中症対策にあれこれと手を尽くし、集客に必死でした。大手ゴルフ場運営会社のPGMグループが先駆けとなった「クールカート」はアコーディア・ゴルフも採用するなど、夏ゴルフの新定番へ。中小のコースも、冷風やミストが出るカートを導入したり熱中症対策サービスを強化するなどしていました。
「クールカート」導入でゴルファーのカートへの認識が変わった
コース内を歩く時間を短縮する「フェアウェイへのカートの乗り入れ」や、氷やおしぼり、冷えたドリンクの提供などは、今や多くのコースで提供されている夏の定番サービスといえます。酷暑にさらされるゴルファーにはとてもありがたい施策で、当初は他コースとの差別化の意味合いもありました。でも、それだけではゴルファーから選んでもらえなくなる日が近づいていることを実感したのが今夏でした。
「この夏はお客様から『カートにクーラーは付いていますか』という問い合わせが増えました。数年前までは付いていないのを前提に聞かれていましたが、今年は付いているカートが当然かのように聞かれます」
このような話を、多くのゴルフ場関係者から聞くようになりました。
2022年に大手ゴルフ場運営会社のPGMが導入を始め、今年からアコーディア・ゴルフでも使われ始めた送風機付き乗用カート「クールカート」は、両グループだけで約300コースで利用可能となっています。その快適性を体験する人が増え、ほかのゴルフ場にもあってほしい、あって当たり前という意識がゴルファーに生まれつつあります。

そうしたニーズに応えるように、今夏はクーラー装置が備え付けられたカートを導入した中小グループや単体経営のコースが増えました。文字どおり冷風が出るタイプもあれば、ミストが噴射されるカートもゴルフ場に登場しています。
初めは懐疑的な目で見られていたそうですが、ゴルファーは一度使うと通常のカートに戻れなくなるようです。
来夏はもっと拡大されるのは間違いなし
「今年、5台限定でミストクーラー付カートを導入しました。使ったお客様は『次からは絶対にこれがいい。追加料金は同伴者分も私が払うから必ずこのカートにしてほしい』という方がいらっしゃいました」(Aゴルフ場)
「クーラーとミストタイプ両方のカートをテスト導入しました。クーラーがいいという人もいればミストがいいという人もいらっしゃいましたね」(Bゴルフ場)
クーラー、ミストのそれぞれの機能を持ったカートを総称して「クーラーカート」といいますが、いくつかのメーカーが参入していて多くのゴルフ場関係者がデモンストレーションを見たといいます。
ただ、話を聞いたゴルフ場のようにすぐ導入したコースがあるものの、予算の都合や運営スタイルに合ったものを選ぶ必要があり、数量限定での導入というケースもあるようです。
また、先行して導入した周りのゴルフ場の評判を聞いてから、どの機種がいいか吟味するというゴルフ場関係者もいました。
酷暑は来年以降も続くことでしょう。今夏の最も暑い時期には、導入台数が限られていたコースでクーラーカートのキャンセル待ちがあったくらいなので、これから導入するコースはますます増えそうです。多くのゴルフ場では「クールカート」や「クーラーカート」に追加料金がかかりますが、暑さをしのげるなら多少の金額は払っても構わないと考えるゴルファーが大半でしょう。
もちろん導入が始まったばかりのカートなので、いい評判の声がある中で「機械の音が大きくてプレー中に気になる」という声や、ゴルフ場では運用上のトラブルも発生していています。ただ、そうした点は改善していけばいいだけのことです。
それよりも酷暑でも快適にラウンドできて熱中症予防ができ、プレーに集中できるメリットは大きいはず。来年の夏ゴルフは、きっとより多くのゴルファーが「クールカート」あるいは「クーラーカート」を体験できることでしょう。
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