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- 後ろが2サムだとあおられてなくてもプレッシャーを感じる… ゴルフ場は同じプレー人数の組をまとめることはできないの?
自分の組が4サムで後続組が2サムの場合、特にあおられたりしなくてもプレッシャーを感じてしまうものです。
2サムが後ろの組だと何となく居心地が悪い
ゴルフはかつて4人1組(4サム)で行なうスポーツでしたが、近年は3サムや2サムでもプレーできるゴルフ場が増えました。3サムであれば割り増し料金なし、2サムでも割り増し料金を支払えば他の組との組み合わせなしでプレーできるのが一般的になっています。
でも実際にプレーしていると、4サムと3サムと2サムは各ホールの所要時間が明らかに違います。筆者はほとんどのラウンドが4サムですが、後ろの組が2サムだと何となく居心地が悪いというか、プレーを急かされているように感じることがあります。
昨今のゴルフ場は混み合っていますから、ほとんどのティーイングエリアでティーショットを打つのにフェアウェイ(またはグリーン)が空くのを待ちます。前の組のプレーが終わるのを待っていると、後ろの組の2サムがあっという間に追いつきます。
後ろの2サムは、前が詰まっていることも承知していますから、カートを近づけすぎずに適切な間隔を保ち、自分たちの順番が回ってくるのを待ちます。でも、その待ち方が人それぞれで、カートに座ってスマートフォンをいじっている人もいれば、ティーイングエリア後方のラフでアプローチ練習を始める人もいます。
ティーイングエリア後方でのアプローチ練習はマナー違反ですが、こちらに大きな迷惑をかけているわけではありませんから見て見ぬフリをします。ただ、アプローチ練習を何度も繰り返されると、「自分たちの順番が早く回ってこないかな」という気持ちが伝わるので、こちらもまだ(前が空いていないので)ティーショットを打てる状態ではないのに、順番が来たら早く打たなければならないという無言のプレッシャーを感じます。
可能であれば後ろの組をパスさせたいのですが、昨今はカートナビのGPSシステムで全体の進行を管理していますから、カートの順番を勝手に入れ替えるわけにはいきません。結局、4サムも3サムも2サムもハーフ2時間30~40分ペースでプレーすることになります。

これって2サムと3サムと4サムの順番を並び替えれば、もっとスムーズに進行できるのではないでしょうか。ゴルフ場関係者に聞いてみました。
「そもそもゴルフ場の運営は4サムをベースにしています。乗用カートもキャディーバッグが4個積めるタイプを使用していますし、ハーフ2時間15分以内という進行の目安も4サムを基準にしています」
「3サムや2サムはあくまでも『4人そろわないけどプレーしたい』というニーズに応えるために導入したプランであり、プレー進行や料金体系は4サムに合わせてもらうという考え方です」
2サムのニーズ増加に合わせてゴルフ場も多様化すべきでは
ゴルフ場が4サムをベースにしたい気持ちは分かります。1日50組のプレー枠がある場合、全組4サムであれば200人、全組3サムであれば150人、全組2サムであれば100人が収容人数になります。2サムが増えると採算効率が悪くなるので割り増し料金を設定します。
でも、2サムから割り増し料金を取るといっても、1人2000円程度です。4サムのプレー料金が1万円だとしたら、2サムだと1万2000円です。これを1組単位で計算すると、4サム4万円に対して2サム2万4000円です。採算効率はたいして上がりません。それなのに2サムは4サムと同じペースで回らなければなりません。
それだったら全組2サムで1日100組分のプレー枠を確保するという運営方法もあるのではないでしょうか。4サムを7分間隔でスタートさせているゴルフ場であれば、2サムを3分30秒~4分間隔でスタートさせることができるはずです。仮に4分間隔でスタートさせるなら、7時トップスタートで50組目が10時16分スタートになります。
軽井沢浅間ゴルフコース(長野県)は以前から2サム専用で営業を行なっており、好評を博しています。スタートは5分間隔です。これと同じ運営を行なうのは難しいかもしれませんが、2サム、3サム、4サムを順序よく並べることで、ゴルフ場の採算効率とゴルファーの時間効率をもっと高めることができるのではないかと感じます。
保井友秀(やすい・ともひで)
1974年生まれ。出版社勤務、ゴルフ雑誌編集部勤務を経て、2015年にフリーライターとしての活動を開始。2015年から2018年までPGAツアー日本語版サイトの原稿執筆および編集を担当。現在はゴルフ雑誌やウェブサイトなどで記事を執筆している。
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